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【初心者必読】ベースを始める前に読んでおきたい、意外と知らない基礎知識【後編】

ベース 初心者

・ジャズベース

エレキベースの代表的モデル、「ジャズベース」。2本のベース用シングルコイルピックアップを搭載しており、1本は“硬い音”を、もう1本は“柔らかい音”を集音。2種類の音をミックスして出力することで、ジャズベース特有のシャープでまとまりのあるサウンドを鳴らします。

こちらはどの奏法にもマッチするベースですが、オススメはジャズベース特有の繊細な音色を表現できる「ツーフィンガー奏法」。後述のプレジションベースに比べてネックが細いので、手が小さい人でも演奏しやすいというメリットがあります。エレキギターで例えると、「ストラトキャスター」や「テレキャスター」のような立ち位置のエレキベースです。

・プレジションベース

ハムバッキング構造のピックアップを1基搭載した「プレジションベース」。骨太で甘いサウンドが特徴で、ピックでアグレッシブに“ゴリゴリ”と弾くと、その持ち味を引き出すことができます。

ネック太めであり、その分音も太くなっているので、ロックやメタル系のベーシストが好んで使用する印象。こちらもエレキギターで例えるなら、「レスポール」のようなベースだと言えます。

・多弦ベース

ベースは4弦が基本ですが、“5弦以上”を搭載した「多弦ベース」というタイプも存在するので覚えておきたいところ。“6弦”あるいは“12弦”といったモデルもあり、テクニカルなプレイを追求するベーシストが愛用していることが多いです。

そもそもなぜ弦を増やしたのかというと、4弦ベースでは出せない音域に対し、弦を増やすことで対応したため。1弦側に増やすと高音、4弦側に増やすと低音の演奏できる幅が広がる訳です。

また、弦が増えると左手のフィンガリングが楽になるというメリットも。4弦→3弦といった上下運動によって鳴らす音を変えるシーンでも、5弦があれば左右の移動だけで対応できることがあります。「多弦ベース=中・上級者向け」というイメージが浸透していますが、慣れてしまえば初心者でも使いやすいタイプベースだと言えるでしょう。

・ウッドベース(コントラバス)


地面に立てかけて演奏するジャズやオーケストラでお馴染みの「ウッドベース」は、「コントラバス」と同一の楽器です。人によって呼び方が異なり、ジャズ系の人はベース、オーケストラ系の人はコントラバスと呼ぶ傾向にあるそう。

“ボンボン”としたウッドベース特有の甘いサウンドは、ジャズやオーケストラに最適。その大きなボディから繰り出される大迫力の低音が、ウッドベース最大の魅力だと言えます。

・エレクトリック・アップライトベース

ウッドベースの“エレキ版”が「エレクトリック・アップライトベース」です。大型で重要のあるウッドベースに対し、コンパクトかつアンプを通して大音量が得られるこちらのベースは、自宅練習やスタジオ練習で重宝します。

音や演奏感は限りなく本物のウッドベースに寄せており、取り回しも楽なので初心者にもオススメ。エレクトリック・アップライトベースで練習を重ね、本番のライブは常設されているウッドベースを使用するというベーシストも多いそうです。

■はじめての1本にオススメなのはどのベース?

ベース 選び方

ここでご紹介したのはスタンダードなジャズベース、プレジションベース、そしてウッドベース各種ですが、世の中にはさまざまな形状や仕様のベースが無数に存在します。とはいえ、現代の音楽シーンで頻繁に用いられているのは上記のタイプなので、まずはこれらの特徴をしっかりと押さえておけば間違いありません。

最近はヘッドフォン端子を搭載したベースアンプも多く、深夜でも気軽に練習することができます。何よりコンパクトなので、持ち運びに苦労しないのは嬉しいところです。

それでもベース選びに迷ってしまったら、楽器屋の店員か、プロの音楽講師に相談すると良いでしょう。「初心者に自分に何が必要か?」ということを、的確に教えてくれるはず。あなたが楽しいベースライフを送れることを祈っています!

 

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高橋一磨 by
ラーメンと牛丼ばかり食べてるライターと一眼エンジョイ勢。Twitter→@a_posh_man