楽器とボーカルの練習に役に立つ&読んで楽しい音楽情報

これは迷わず“ふぁぼ”確定!関西に上陸してわかった「バンドやろうよ!パーティー」の魅力

EYS音楽教室のバンド・プログラムのための入り口ともいうべき人気イベント、「バンドやろうよ!パーティー」がこのたび関西に初上陸!

すでに東京では何度かお邪魔させていただいている同パーティーですが、こちらでは着席しての進行ということもあって終始落ち着いた雰囲気。じっくり参加させていただいたおかげで、イベントの楽しさ・面白さを再認識する結果に。今回はそんな「バンドやろうよ!パーティーin大阪」の魅力についてご紹介します。

「バンドやろうよ!パーティーin大阪」とは?

関西エリア初の「バンドやろうよ!パーティー」が開催されたのは、2019年2月9日。場所は阪急梅田駅からほど近いところにある「パーティースペース コスモス」です。

そもそも「バンドやろうよ!パーティー」とは、EYS音楽教室で開催される人気イベントの一つ。普段はそれぞれ別個にレッスンを受けている生徒さんたちが、互いにきちんとした形で初めて顔を合わせ、一緒にバンドを楽しむ仲間を見つけるなど、親睦を深めるきっかけを提供するというのが主な趣旨です。

大人になると仕事以外で新しく人と知り合う機会はなかなかないし、あったとしても関係を育むのは難しいもの。ところが、「バンドやろうよ!パーティー」では、趣向が凝らされたオリジナルのゲームに参加するうちに、自然とコミュニケーションが深まります。

初対面でも壁を感じることなく自然と会話できるよう工夫されているイベントなので、パーティーが終わる頃にはすっかり打ち解けて、なかにはバチバチに意気投合して同じバンドに入るという方々も少なくないというわけです。

講師の先生方による生演奏も、「バンドやろうよ!パーティー」のハイライトの一つ。とくに今回は、流し前髪がダンディな男性講師によるトランペットの伸びやかな音色が印象的でした。正直、白状すると、トランペットはフォルテ(強く、大きく)のイメージがあって派手すぎる楽器という思い込みがあったのですが、この日、そのイメージが覆されました。テクスチャーを意識した繊細でやわらかなサウンドの虜に…。

タイトにビートを刻むリズム隊のグルーヴ感がハンパないわ、ピッキング一つ一つが絶妙で味のあるギターには心を奪われるわで、聴きどころが多すぎ。こんなにレベルの高い演奏技術に気軽に触れられるのは、びっくりするくらい贅沢なことだと口を揃える参加者のみなさん。これは私も「バンドやろうよ!パーティー」に初めて参加させていただいて以来、一貫して感じることです。

かけがえのない友達ができて、素敵な生演奏も楽しめる。しかも美味しいお料理や飲み物が食べ放題・飲み放題で参加費が3,000円というパーティーはちょっとほかにない。しかも、今回は大阪初の開催ということで、非会員の友人を連れて来ると月会費が1,500円も割引されるなど、いろんなキャッシュバックサービスも実施されていてさらにお得!

一緒にバンドを楽しむ仲間を見つけるという一応の名目はありますが、飲み&食いを楽しむためだけに参加したっていいし、ハイレベルな演奏目的で来るのももちろんあり。「バンドやろうよ!パーティー」とは、音楽ファンだけでなく参加者の数だけ楽しみ方がある“ふぁぼ”確定なイベントだといえそうです。

EYSのバンド・プログラムのテーマは、とことん楽しむこと

とにかく楽しんだ者勝ちというのは、EYSのバンド・プログラムも同じ。楽器がうまくなることでも、曲を作り上げることでもなく、みんなが楽しむことを一番大事にしているから、とにかく初心者でも参加のハードルが低い。

バンドというと、メンバーがそれぞれ担当楽器を決めて、総意で決めた曲を猛練習。クオリティを高めるべく足並み揃えて突き進むイメージがあります。

ところが、EYSのバンド・プログラムでは、定期練習は月に1回だけ。もちろん内容もハードじゃないし、スキルだって不要です。演奏してみたい曲にのみ加入したり、好きなメロディだけ演奏して、あとは演奏しているフリをしていてもOK(笑)。ライブの参加を含め、誰からも何も強制されないから、気楽にバンド活動のいいとこ取りをすることができてしまうというわけです。

練習のあとに飲み会を開催するのが恒例となっているバンドもありますが、これも参加は自由。もちろん、バンドの練習をスルーして飲み会にだけ参上するというのもアリだというから、ちょっと自由度高すぎませんか?といいたくなるくらい。

しかも、今回の参加者のみなさんは、「バンドやろうよ!パーティーin大阪」の第1期生。これからしばらくはバンドが誕生する黎明期に当たるため、バンマスの先生とともにバンドのカラーを決めたりイベントを企画したりと、初期メンバーならではの楽しみもありそうです。

“ハレ”と“ケ”の心地よいリズム!EYSが仕掛ける音楽との新しい関わり方

今回「バンドやろうよ!パーティーin大阪」の会場となったのはウェディング・パーティーなども開催される施設。会場内に“ハレ”の気が満ち満ちていて、これが不思議とEYSのバンド・プログラムの空気感とシンクロしているように見えました。

“ハレ”というと、非日常的なお祭りや特別な行事を指す言葉。日常的な普段の生活(“ケ”)と区別され、当たり前の生活を滞りなくおくるには、重苦しい気持ちにけじめをつけるために、華やかで特別な“ハレ”の日を迎える必要があると考えられてきました。

この“ハレ”と“ケ”の関係って、もしや普段のレッスンとバンド活動の関係と同じなのでは?

EYSは音楽教室ですから、普段のレッスンでは生徒さんたちはひたむきに楽器の腕を磨いていらっしゃるはず。他方、バンド活動では楽器を使って遊ぶことに専念したり、晴れやかな衣装を着てライブに参加したりと、お祭りみたいにして日常を離れて音楽と関わることができます。

楽器のスキルを磨くこと自体とても素敵なことですが、それだけだとちょっと疲れてしまったり、退屈だと感じたり、行き詰まりを感じたりしてしまうこともあるはず。ところが、楽器をおもちゃにして遊ぶ、舞台に立って演奏するという“ハレ”の体験ができれば、音楽との付き合い方に心地よいリズムが生まれ、音楽はもちろん、人生とさえもっと楽しく向き合えるようになるのでは!?最初は硬かったみなさんの表情が、帰る頃にはすっかり笑顔になっているのを見ていると、そう思わずにはいられません。

「バンドやろうよ!パーティー」は、まさにそんなEYSのバンド活動の縮図ともいえるイベント。未体験の方はぜひ参加して、レッスンだけではきっと味わえない音楽の醍醐味の一端を実感してみては?

鈴木 一禾(スズキ イチカ) by
ライターとして活動するかたわら、カメラ撮影もしています。アパレルECのコンサルタントを手がけることも。楽器はピアノを弾きます。子供のころにお箏も少し。好きな音楽家はエリック・サティとマイケル・ジャクソン。