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音楽教室で出会いってありよりのあり!カップル誕生しすぎで“やばみ”な関西スクコンパーティー

EYS音楽教室の人気イベント、出会いを求めて男女が集う「スクコン」なるパーティーが大阪で開催されることを耳にし、居ても立ってもいられず直訴して取材を敢行!「音楽教室」と「出会い」には想像を超えた親和性があることを実感する結果に。

今回は、2月9日に大阪梅田の「パーティースペースコスモス」で開催された「関西スクコンパーティー」をレポート。驚きのカップル成立率の高さにも注目です!

音楽教室が主催する、スクコンってなに?

スクコンとは、「スク婚」と表記されることがあることからわかる通り、「出会い」に重点をおいた催しのこと。音楽という共通点を持つ教室の生徒さん同士が出会う場を提供し、スクール内外での親交を深めるきっかけとなることを目的としたイベントです。

料理やカラオケ、スポーツなどいろんな企画があるようですが、今回のスクコンは美味しいお料理を囲んで会話を楽しむという、いわば正統派のパーティーでした。

このスクコンが凄いのは、なによりカップルの成立率が驚くほど高いこと。パーティーが終了すると、参加者の皆さんがそれぞれ気に入ったお相手の番号をシートに書き込んでスタッフさんに渡します。番号がマッチすれば“カップル誕生”となるのですが、今回成立したカップルはなんと4組!

男性と女性、それぞれ最大20名ずつ参加できる定員40名のパーティですから、カップル成立率は20%に達しています。街コンだと数%、全国の商工会議所が開催している本気度高めな婚活イベントでも成立率は16.5%(平成26年)にすぎないことからすると、ちょっとこれはやばみを感じる数字だといえそうです。

パーティーなのにパリピ感ゼロなのが関西スクコンの魅力!?

実はこれまでほとんど大阪を訪れたことがなかった筆者。笑い、笑わされのエネルギッシュな現場を想像していましたが、まず驚いたのが参加者の方の品のよさ。着席してのパーティーということもあって、皆さんとても落ち着いていて穏やかで、しっとりとした雰囲気でお話されていました。

過度に飾り立てすぎない皆さんの装いも印象的。出会いの場として話題の街コンや婚活パーティーなどでは、それなりにドレスアップしたくなるものですが、普段と違うものを着ていると本当の自分らしさが出せないってことも少なくありません。表情が硬くなったり、会話もぎこちなくなったりとあんまりいいことがない…。

今回のスクコンではカジュアルな雰囲気があってパリピ感がまるでなく、参加した皆さんは自然体で表情も会話も飾らない。もちろん、イベントならではの非日常な感じや心地いい緊張感があって、参加者の皆さんの胸アツな気持ちはヒシヒシと伝わってきます。

こんないい意味でぬけ感のある雰囲気が生まれるのは、音楽教室が主催のパーティーだから、かも…。スタッフの方と顔馴染みだったり、ほかの生徒さんともスクールでなんとなく顔を合わせたことがあったりと、レッスンに通う延長線上の気持ちで気軽に参加できるから、ほどよく肩の力がぬけているというか…。

こちらは、ボーカルの先生(右)とトランペットの先生(左)。終始、和やかな雰囲気で場を盛り上げてくださいました。

スクコンパーティーでは、性別に関係なく参加費が同じというのも素敵。街コンや婚活パーティーなどだと、男性と女性とで参加費に差があるのが一般的ですが、それだと男性と女性とでどうしても温度差が生まれがちです。そんなアンバランスな感じがないのも、スクコンのカップル成立率が高い理由になっているはず。

生演奏で参加者同士の距離が縮まるのを感じる!

パーティーの中盤、会場のバイブスがあがってきたところで、EYS講師の先生方が登場!素敵な演奏を披露してくださいました。これもまた、音楽教室が主催するパーティーならでは。パーティーというと音楽がつきものですが、演奏技術の高い先生たちが奏でる楽器の生音は、やっぱり普通じゃない。最初の音が鳴った途端に、研ぎ澄まされたサウンドに包まれるようにしてたちまち感動が共有され、場に一体感が生まれるのがわかります。

この体験は、その場にいた参加者同士をつなぐ架け橋のようなもの。もし仮にその場でカップルとして成立しなかったとしても、まるで一緒にライブに行ったみたいな劇的な共通体験があることで、スクールで顔を合わせたときなどに自然に声をかけあえる、ちょっといい仲になれるはずです。

ただすれ違うだけの関係が、ちょっとした挨拶ができる関係になるのって案外大きな壁があるもの。パーティー後にも会う機会があって、親交を深めたり関係を育んだりするチャンスがあるというのも、音楽教室ならではのよさだと感じました。

こういうのも音楽教室で培われるのか!?生徒さんの民度の高さがハンパないって!

パーティーのさなかに設けられた自己紹介のコーナー。こういったパーティーではよくある光景だよねと気軽な気持ちで眺めていたら、これが思わざるクオリティの高さでいちいち面食らってしまいました。

例えば、「どんな男性が好みですか?」と聞かれたら、「行動力があって頼りがいがある人」とか「話がおもしろい人」という具合に率直に回答して、そうとは気づかずに候補者のハードルをあげてしまうことって少なくありません。ところが、今回の女性参加者のお答えは…

「一芸に秀でた人。」

原則、音楽教室に通っている方々だから、ある意味全員が一芸に秀でているといえるわけで、全参加者を見事に含み込んでいることになります。こんな優しくて知性のあるふるまいは、ちょっと真似できないなと感じました。

彼女だけが特別なのかと思っていたら、大間違い。次に指名を受けた20代前半の女性は、やはり「どんな男性が好みですか?」という質問に対して「年上の人が好きです」と回答。さらに、「何歳くらいまで?」と問われると、会場を慎重に見回してから「40代まで…」と答えて、会場の男性全体をもれなくカバーなさってしまうという巧妙ぶりです。

もはや、「これって仕込み?」という疑問がわくレベル。でも、そんなはずはありません。参加者に割り振られた番号を進行役の方が任意に読みあげ、該当した方が自己紹介したあとに、その方がまた別の任意の番号を読みあげていくというシステムなので。

思いやりや気配りに長けているのはもちろん男性陣だって同じ。皆さんいろんな引き出しを持っていてユーモアがあり、会話に困らない。それでいて言葉のはしばしに優しさがにじみ出ているから、とにかく好感度が高め!この知的・文化水準の高さはどこからくるの?と不可解に思うほどでしたが、もしや音楽に触れ合う過程で培われているのでは?と考えれば、不思議と腑に落ちてしまうんですよね。

関西スクコンパーティーに参加しての結論。「音楽教室」と「出会い」…、はじめはちょっと結びつかずピンときませんでしたが、この組み合わせは、ありよりのあり!

鈴木 一禾(スズキ イチカ) by
ライターとして活動するかたわら、カメラ撮影もしています。アパレルECのコンサルタントを手がけることも。楽器はピアノを弾きます。子供のころにお箏も少し。好きな音楽家はエリック・サティとマイケル・ジャクソン。