楽器とボーカルの練習に役に立つ&読んで楽しい音楽情報

全員が文句なしの“映え”生徒!楽器上達の楽しさが実感できる「縁日ナイト」に沸いた

去る1月20日、EYSが主催するイベント「縁日ナイト」に参加してきました。まだレッスンに通い始めて間もない生徒のみなさんが練習の成果を披露する場ということで、急ごしらえの演奏かと思っていたら、これがちょっと普通じゃない。

楽器を上達させる楽しさ、表現者になる喜びが凝縮されたお祭りイベント「縁日ナイト」の様子をレポートします。

「縁日ナイト」は五感を満たす激レアなエンターテインメント

EYSでは、「ユビフェス」と題して楽器や歌のレッスンを始めて間もない生徒さんを対象に気軽にセッションを楽しむことができる機会を提供。「縁日ナイト」はそんなユビフェスの一つで、尺八や箏といった和楽器や二胡など東洋の伝統楽器を習っている方々が出演されるイベントのことをいうのだそう。

今回の「縁日ナイト」の会場となったのは東京湾に面する絶好のロケーションで知られるレストラン「湾岸食堂 波止場」。

ドラマなどの撮影にたびたび使われるというだけあって、素敵な夜景が印象的でした!

「縁日ナイト」はご家族やお友達なども観覧されているという、いわば「親密型」の発表会。ところが、会場設備はかなり本格的で、華やかな照明による心地よい視覚的刺激が非日常な雰囲気を演出します。マイクやスピーカーなどの音響機材も配備されて、PAだって完璧。普段のレッスンとは自分の音の聴こえ方がまったく違うはずです。

会場にはたくさんの美味しそうなお料理とお酒も出されていて、自由気ままに楽しめるのも特徴。一般的な音楽教室の発表会みたいな気負いもありません。心地よい緊張感はあるのだけど、演奏している方も聴いている方も硬い感じがまるでなくて、楽しんで参加なさっているのが伝わってきます。

楽器に触れる喜びと、それを助長する特別感のある視覚的・聴覚的刺激、そして美味しいお料理&お酒…。「縁日ナイト」は生徒さんたちにとって、まさに五感を満たしてくれる、他にはちょっとないエンターテインメントだといえそうです。

最高規格のホスピタリティにないたー

「縁日ナイト」はじめ「ユビフェス」の醍醐味は、一流のプロによるバックバンドと一緒にセッションを楽しめるということ。なんでもEYSでは、たった3回レッスンしただけで曲を習得できるようカリキュラムが組まれているそう。コツをつかめず伸び悩みがちな習い始めの段階で楽しい経験ができるので、せっかく芽生えたモチベーションを維持できるというEYSならではの画期的なプログラムです。

とはいえ、楽器を始めて間もない方がプロとのセッションするというのは、一筋縄ではいかないこと。一体どんな仕掛けがしてあるのか、興味津々でした。

参加してみて改めて痛感したのは、バックバンドの演奏技量の高さ。例えば、生徒さんの出す音量がちょっと小さくなった場面では(始めて3回しかレッスンしていないのだから当然無理からぬこと!)、すかさず全体の音を落として生徒さんの旋律を引き立てます。もちろん、テンポの揺れにも難なくスマートに対応。これならきっと、万が一、生徒さんの演奏がピタリと止まってしまったとしても、バックバンドが即興でつないでくれて事なきを得た、ってことになるはず。

実際、演奏を終えられたみなさんの表情はとっても晴れやか!「緊張した」という感想も目立ちましたが、「楽しかった!」「気持ちよかった!」「クセになる!」というポジティブな声の方が多かったです。質の高いセッションに参加した人にしかわからない、心地よい感覚があるんだろうなと羨ましい気持ちになってしまいました。

また、演奏の前後には、それぞれの演奏家の方が生徒さんに丁寧にお声かけされていて、演奏中もきっちり背後でバックアップ。初めてステージに立つとき、こういうのってことのほか安心感があるものなのですよね。アスリートに例えるなら、現役のプロ選手から指導を受けながら一緒にゲームを楽しめるのと同じ。自分以外が全員プロで、自分のために誠心誠意フォローしてくれる・・・、これじゃ楽しくないワケがないですね!

もちろん、一流のプロによる圧倒的な演奏もたっぷりと堪能させていただきました。和楽器の演奏家のみなさんはちゃんとお着物をお召しになられていて、さながら演奏会のよう。ちょっと信じられないくらいの贅沢さです。

スタッフの方々のきめ細やかで手厚いサービスも印象的でした。そつのない進行ぶり、会場や音響・演奏設備のセッティングのほか、観覧されているゲストにもこまめにお声かけされるなど、現場を知り尽くしたプロの仕事が積み重なって“場”が作られていくのがよくわかります。

万全のフォローアップ体制が整っているだけでなく、一貫してプロの演奏家やスタッフの方々のホスピタリティが感じられて、見ていてとにかく清々しい。初心者でも気持ち良くステージに立てる「ユビフェス」自体がとても素敵なのですが、その仕組みを支えているみなさんの精神性の高さに、正直、心を打たれました。

楽器を始めて間もない生徒のみなさんが、イベントを通じて楽器を上達させることの喜びや楽しさを実感できる理由が少しわかった気がしました。

充実したコミュニケーションがきっと今日イチの成果

今回の「縁日ナイト」でもう一つ心に残ったのが、生徒さんのご家族やお友達もたくさん参加されていたこと。みなさんの素敵な笑顔を拝見して、大切な人と特別な体験が共有できるのはとても幸せなことだと再認識しました。

「縁日ナイト」に出演したのを機に、初対面の生徒さん同士がお友達になるというケースも多いようでした。

音楽を通じて知り合い、気が付けば、まるで旧知の仲であるかのように打ち解けているというのは本当に素敵なこと。

お互いを尊重しながらコミュニケーションを深め、関係性を作り上げていくことが人生において最高の宝物の一つであることを毎回実感させられます。

本来なら、たった3回のレッスンで一流のプロによるバックバンドとセッションだなんて…と尻込みしてしまうところですが、「縁日ナイト」なら初心者でも気持ちよく演奏を楽しむことができるはずです。最高に贅沢で幸せな体験を通して、楽器を上達することの喜びや楽しさを実感してみてください。

鈴木 一禾(スズキ イチカ) by
ライターとして活動するかたわら、カメラ撮影もしています。アパレルECのコンサルタントを手がけることも。楽器はピアノを弾きます。子供のころにお箏も少し。好きな音楽家はエリック・サティとマイケル・ジャクソン。