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MAY,2019
MAY,2019

エレキギターの音作りの基本!これだけで理想の音が出しやすくなる

# 楽器

編集スタッフ :グッドラック・ナギ

エレキギターは、本体で発生した電気信号をアンプによって増幅することによって音を出す楽器です。一見シンプルなようですが、アコースティックギターなどの生楽器と比較すると、同じ楽器でもより幅広いサウンドメイクが可能です。
このサウンドメイクの幅広さは、エレキギターのメリットであり、魅力でもあります。

とはいえ、いろんな音作りができる分だけ、自分にとって理想的な音を作るのが難しく感じられることもあります。
特に、初心者の方にとっては大きな悩みとなってしまいがちです。

エレキギターの音作りにはさまざまな方法がありますが、まずは、しっかりと基本を身につけることが重要となります。
そこで、今回は初心者の方向けに、エレキギターの音作りの基本についてお話しましょう。

しっかりと基本を身につけることができれば、それだけで理想的な音を出しやすくなるはずです。

ギター初心者の方は、こちらの記事も参考にしてみてください!
【初心者必読】ギターを始める前に押さえておきたい基本的な知識と練習方法【入門編】

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それぞれの機材の役割を知ることからはじめよう

音作りの基本を身につける上で、最初のポイントとなるのがそれぞれの機材の役割をはっきりと理解することです。

エレキギターはさまざまな機材によってサウンドメイクをすることができますが、その役割がわかっていなければ使いこなすことはできません。もちろん、思うようなサウンドメイクもできないでしょう。

それでは、一般的にエレキギターの音作りに使われる機材の代表的なものをピックアップし、チェックしていきましょう。

エレキギター

まずはエレキギター本体からチェックしていきましょう。
単にエレキギターといっても、さまざまなタイプのものがあり、それぞれサウンドの傾向は異なっています。

特にサウンドの大きな決め手となるのがピックアップ。その名の通り、音を拾うマイクの役割を果たすパーツです。このピックアップにはシングルコイルハムバッカーの2種類があります。シングルコイルはアタッキーでくっきりとした音像。それに対してハムバッカーは太く、低音が強く出る傾向にあります。

また、ピックアップのポジションによってもサウンドは異なります。ネックに近い側のフロントポジションでは、甘く太い音が得られます。逆に、ブリッジに近いリアポジションでは、アタック感が強く、ヌケのいいサウンドとなります。

ピックアップの種類、そしてポジションによるサウンドの違いを把握するだけでも理想的な音作りをしやすくなるはずです。

それと同時に、ボリュームやトーンなどを組み合わせることによって、ギター本体だけでもかなり幅広いサウンドメイクが可能です。

アンプ

エレキギターの音を出す上で、本体と並んで欠かすことができないのがアンプです。音を増幅する役割を担っています。当然、アンプもエレキギターのサウンドを決定付ける大きなポイントとなります。

アンプにもさまざまな種類のものがありますが、代表的なのがトランジスタアンプチューブアンプです。

トランジスタアンプは小型サイズでも動作がとても安定しており、小さな音から大きな音まで出すことができます。

それに対してチューブアンプ(真空管アンプ)はサイズが大きく、小さな音の出力は不得意で、逆に音量を上げすぎると音質が変わってしまうこともあります。その代わりに、チューブアンプならではの暖かなサウンドが魅力的です

好みに合わせてアンプの種類を選ぶだけでもサウンドメイクはしやすくなるでしょう。

また、アンプによっては複数のチャンネルが用意されているケースもあります。チャンネルによってクリーンと歪みなどを切り替えることが可能です。こういった機能を使いこなすことで、より好みのサウンドに近づけることができることでしょう。

エフェクター

今日ではエフェクター(音色に変化を与える機材)を活用してサウンドメイクをするという方も多くなっています。エフェクターにもさまざまな種類があり、大きく音を変化させることができます。

ですが、しっかりと頭に入れておきたいのが、まずはギターとアンプでしっかりと音を作った上で、そこをエフェクターで補う、というイメージを持つこと。

今日ではエフェクターだけで音作りが完結するタイプの機材も登場しています。ですが、そこだけで作り込もうとすると逆に難しくなってしまいます。なので、初心者の方の場合、エフェクターはあくまで補佐・調整的なものとして考えるのがおすすめです。

音作りをするためのスタジオ練習もおすすめ

音作りの練習をしたことはあるでしょうか?スタジオ練習やライブなどの際に、なかなか理想的な音を出すことができないという方は、音作りの為にスタジオ練習に入ってみるのもおすすめです。

自宅とスタジオではまったく環境が異なりますので、自宅で音作りをしても、それをスタジオで再現することが難しいケースも多いのです。

そこで、スタジオで大型アンプを使い、音作りの練習をすることが重要なのです。アンプのツマミをすこし回すだけで、またはエフェクターの並べる順番を変えるだけでもアウトプットされるサウンドはまったく異なってくるもの。
できれば、定期的にスタジオなど、思う存分に音を出すことのできる環境で音作りをしてみましょう。

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MUSIC LESSON LAB
編集スタッフ
音楽と猫とプロレスをこよなく愛する恐妻家系ライター。最近の悩みは抜け毛と優秀なレスラーの海外流出。特技は美味しい唐揚げ作り。今後の目標は極上のチャーシュー作り。座右の銘は「人生はギャグだ!フィクションだ!」by町田康。