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【初心者必読】クラリネットを始める前に押さえておきたい基本的な知識と練習方法【入門編】

吹奏楽で人気のクラリネット

吹奏楽で人気のクラリネット。木管楽器らしい太く深みのある音が聞く人を魅了する楽器です。今回は「クラリネットを大人になった今からでも始めたい!」「クラリネットに興味があるけれど、どうやって吹くのだろう…」という方向けに、クラリネットの基礎知識やおすすめしたい基本の練習方法、初心者でもチャレンジしやすい楽曲などをご紹介します。この記事でクラリネットの知識を深め、レッスンを始めてみてください。

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クラリネットを始める前に押さえておきたい基礎知識

木管楽器のクラリネット

楽器は使われている素材によって区別・分類されるのですが、クラリネットはその中でも木管楽器に属します。

木管楽器のクラリネットにはどのような特徴があるのか、そもそもどのように吹けば音が鳴るのか、どのような音がいい音とされるのかなど、まずはクラリネットにまつわる基礎知識を紹介します。

クラリネットの特徴や魅力、役割

クラリネットはご存じのように黒くて縦に長い楽器で、筒の部分は基本的に木でできています。

クラリネットの原型である「シャリュモー」と呼ばれる楽器がこの世に誕生したのは、18世紀のはじめのドイツ。その後いくたびも改良され、現在のクラリネットの形となったのは19世紀の半ばのことでした。この時代は、ちょうどベートーヴェンやシューベルトが活躍し、交響曲が世に出始めた頃と重なります。

クラリネットは5つの部分に分解できる

クラリネットは、5つに分解され、それぞれに名称がついています。クラリネット上部より順に説明します。

  1. マウスピース:口にくわえて音を吹き込む部分です。マウスピースの後ろ側は縦長に少し開いています。この部分にはこの穴をふさぐ形状をした「リード」と呼ばれる葦でできた薄い板をはさみます。
  2. バレル(樽):キーがついている管とマウスピースをつなぐ部分です。ご自身のクラリネットが持っている音色を少し明るく変えたいときなどはバレルを他のものと交換して、自分の好みにアレンジすることもできます。
  3. 上管:リコーダーを持つときと同様で、基本的に左手で支える部分です。キーと呼ばれる穴が開いているので、左手指でこの穴をおさえる必要があります。
  4. 下管:3で紹介した上管の下部分にあたります。右手指でキーをおさえます。下管の裏側には親指をささえる指かけがあるので便利です。
  5. ベル:クラリネット最下部に位置する、末広がりになった部分です。ここから心地よいクラリネットの音色が広がっていきます。

クラリネットの種類は4種類

クラリネットは一見みな同じものに見えますが、実は4つも種類があります。

  1. クラリネット(Bフラット管):長さは約70センチ程度、重さは1kgほど。吹奏楽での演奏をはじめ一番ポピュラーなクラリネットです。
  2. エスクラリネット(Eフラット管):長さがBフラット管のクラリネットよりも短く、50センチ程度です。Bフラット管よりも高い音域の演奏を担当します。
  3. アルトクラリネット:マウスピースが通常のクラリネットより少し大きめ。さらに曲がっている形状をしているクラリネットです。ベルの部分に折り返しがあり、上に向かって音が出ていきます。Bフラット管よりも低音域を担当します。まろやかで優しい音色が特徴です。
  4. バスクラリネット:アルトクラリネットよりもさらに大きく、吹くときはサックスのように横に構えて演奏します。かなりの肺活量が必要ですが、太い音色でクラリネットパートの低音域を支える縁の下の力持ちのような楽器です。形状はアルトサックスにそっくりですが、管は黒色なのですぐに見分けがつくでしょう。

クラリネットの魅力は高い音、低い音によって音色が変わるところ

クラリネットは、音域によって音の雰囲気が変わる楽器だということをご存じでしょうか。約4オクターブの音域をもつクラリネットは、低い音は太く包容力のある音がしますし、中域の音はクラリネット本来の軽やかで若々しい音色です。吹奏楽では、この特色を用いてメロディラインやソロパートを担当し大活躍します。

練習すればするほど目指す音色が出せるようになるので、日ごろのレッスンも楽しい楽器です。

クラリネットの演奏には何が必要?

クラリネットは、収納時もコンパクトなバッグにおさまるため持ち歩きにも便利な楽器ですが、楽器本体の他にも演奏する上で準備が必要なものがあります。クラリネットのお供となる付属品や、あると便利な小物についてご紹介します。

リード

リードとは、おもにケーン、葦と呼ばれるイネ科の植物でできた板のようなものです。見た目は竹をうすくけずったような形状ですが、厚さの種類があり、それぞれに番号がついて区別されています。

前述したとおり、クラリネットで音を吹き込むマウスピースの裏側には、リードをはさむ場所があります。マウスピースとリードはリガチャーと呼ばれるねじのついた金属で止める必要があるのですが、リードの厚さでも出せる音色が違ってきます。同じ番号のリードでも、1枚ずつ微妙な違いがあるので、マウスピースをくわえたときにザラザラ感が気になるもの、音が出しやすいものなどが発生します。

初心者にオススメのクラリネット選びのポイントと予算は?

おすすめのクラリネット選び

クラリネットを購入する場合、いったいどれくらいの値段がする楽器なのか気になりますね。楽器店にいざ足を運んでも、クラリネット売り場には同じ形態の楽器がずらっと並んでいるので、どれが初心者用なのかわかりづらいのが実情です。そこで初心者の方におすすめしたいクラリネットの選び方のコツを紹介します。

クラリネット選びのポイント

クラリネットは、1本1本に若干の音色の違いがあります。

まるで生き物のようですが、楽器職人が製造する中で、太くまろやかな音が出る楽器、中音域が軽やかでみずみずしい楽器と自然と違いが生まれるのです。

初心者の方がクラリネットの購入を検討する際は、これから吹いてみたい曲調(ジャズ・ポップス・クラシックなど)に合わせて選択したり、目指す音色かどうかを判断したりすることをおすすめします。

また、「一人ではどうも決めかねる…」という場合には、楽器店の売り場スタッフにぜひ相談しましょう。売り場には、修理の担当を含めそれぞれの楽器の専門家が常駐していることが多く、初心者の方でもきさくに相談しやすい点がメリットです。

試奏もできますので、ぜひお気に入りの1本が見つかるまで試し吹きにチャレンジしてみてください。

クラリネットで有名なメーカーとは

クラリネットの製造で有名なメーカーをご紹介します。

ビュッフェ・クランボン 

1967年設立のフランスの楽器メーカー。中学校の吹奏楽部員でも憧れたり愛用したりしている生徒が多く、温かみのある音色が特徴です。クラシックの奏者をはじめジャズ界でも使用しているプレーヤーの多いメーカーです。

価格は、 初心者向けモデルが税込13万円~となっています 。

ヤマハ

国内楽器メーカーのヤマハ 。ピアノ製造の印象がありますが管楽器にも強く、静岡県内の澄んだ空気のもと工場で作り出されるクラリネットは出したい音色を安定して出せると評判も上々です。近頃は著名なクラリネット演奏家の選定したモデルを紹介するなど、吹奏楽部員の憧れるような上位モデルも人気です。

価格は、初心者向けモデルが税込15万円台からあり、樹脂製のものなら税込10万円弱で手に入ります。

セルマー

セルマーもフランスの楽器メーカーです。クラリネット奏者だったアンリ・セルマーが設立しました。人間工学に基づいた新設計のキーを採用するなどし、音色も豊潤、正確なピッチを保つ点が特徴です。リードの製造もしているため、合せて楽器を選ぶ方もいますし、プロが使用する傾向があります。

価格は比較的安価なモデルのものでも税込40万円台からとなっています。

新品と中古だったらどっちが良いか?

クラリネットの購入は、新品と中古から選ぶことができます。

新品の楽器は奏者の特性に合わせた進化を遂げていきます。使用を続けるうちに音色の変化やキーの押し具合の変化、手に馴染む行程などを楽しめるメリットがあります。

新品クラリネットの相場は、初心者向けのモデルでおおよそ10万円台前半からとなっています。

中古のクラリネットは、楽器専門店で5万円程度から売られています。ネットオークションなどで購入することもできますが、壊れている部分があるか、足りない部品がないかと不明点も多くあまりおすすめしません。同じ中古の楽器を求めるなら、実際に楽器の状態を手に取って確かめられる楽器専門店での購入をおすすめします。

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クラリネットの基本的な吹き方と、早く上達するための練習方法は?

クラリネットの基本的な吹き方

クラリネットはリコーダーのように、マウスピースに口をつけて奏でますが、どのように音が鳴るのでしょうか。正しい口の形や基本的な吹き方、基礎練習の方法についてご紹介します。

まずは椅子に浅く腰掛け、背筋は少しのばしましょう。肩の力は抜いて、吐く息がスムーズにクラリネットの管の中に入るように心がけることがおすすめです。

座ったままの音出しは難しいという方は、立ち上がって姿勢を少し良くしてチャレンジしてみてください。

基本的な吹き方について

クラリネットがリコーダーと違うところは、マウスピースに息を吹き込むだけでは音が出ないという点です。マウスピースについているリードを、吹き込む息で震わせることによって、管内から音が出る仕組みです。

まずはクラリネットを吹く際に重要となる口の形から覚えていきましょう。

クラリネットを吹く際のおすすめの口の形は軽く「エ」と言うように

クラリネットの吹き口は、上から見ると丸ではなく、少し横に広がった形をしています。

しかもマウスピースの裏にあるリード側は水平で、マウスピースの上部が半円を描くように少し丸くなっています。

クラリネットを吹くときは、このマウスピースの形状に口を合わせる必要があり、発音でいうと「エ」が近い形です。少しだけ口を横に引く状態がベストです。

  1. 「エ」の発音をする口の形にするように、少し口角を横に引きます。
  2. 上唇が少し下唇の上に乗るように、下唇を上の歯で軽く押さえます。
  3. 下唇の上にマウスピースをのせるようにくわえます。

クラリネットを吹く際は、なるべくマウスピースと口に隙間ができないようにくわえることがポイント。より音が出やすくなります。

まずはロングトーン(長く息を吹き込む)にチャレンジしょう

初めてクラリネットに向き合うと、その音を出す難しさに少々驚く方もいらっしゃるかもしれません。

コツをつかむまでは、何度か長く息を吹き込み、ロングトーンの練習にチャレンジします。

徐々にマウスピースやリードの感触、音が出る時の口の状態が把握できるようになります。

まずはキーを押さえずクラリネットを支えて、音を出すことに集中してみましょう。

初めてクラリネットを吹く方には、マウスピースが固く少し重いことや、下唇の中に下の歯があたる点が気になるかもしれませんが、徐々に慣れていきますので安心して音出しを始めてください。

クラリネットの演奏にはタンギングが必要

小学校で吹き方を習うリコーダーも同じですが、曲を演奏するにはいろいろな音を出す必要があります。

ここで必要になるのがタンギングという奏法です。クラリネットの場合は、息を吹き込むと振動するリードを、舌で止めることで行います。これにより、メロディラインを1音ずつ区切って演奏したり、音の出だしの部分で他の楽器と同じタイミングで入ったりすることが可能になります。

コツは、無理な力を入れないことです。リラックスして練習してみましょう。

まずはクラリネットをはずして、口の中でできるタンギングの練習方法をご紹介します。

1、「トゥートゥー」と発音してみる

「トゥートゥー…」と何度か発音してみましょう。発する際、舌先が上の歯の付け根に付くことを意識します。これがタンギングです。息が途切れるので、音が切れやすくなります。

2、息を下向きに出すことを意識する

イメージトレーニングでは、クラリネットのマウスピースを意識することを忘れないようにします。「トゥートゥー」と発音するときの舌はリードにつくこと、吐く息はマウスピースを通すように、息は少し下向きに押し出すといいでしょう。

「トゥートゥー」の発音練習が上手になったら、いよいよ楽器で音出しです。

舌先をリードの薄い部分に軽くつけるようなイメージで、音を区切っていきます。

前述したロングトーンを練習する際にも、タンギングをつけて4つカウントしながらチャレンジしてみましょう。きっと音の区切りが発生するはずです。

タンギングに慣れたら「ソ・ファ・ミ・レ・ド」にチャレンジ

タンギングの方法が少し身についたら、キー操作を交えて少しだけ音階の練習にチャレンジしませんか?

クラリネットにはキーがたくさん付いていますが、どのキーも押さない開放された状態で鳴るのはト音記号の「ソ」の音です。次に「ファ」は、左手の親指があたる管の裏側上部を押さえるとなり、「ミ」はリコーダー演奏の要領で左手の人差し指のキーをさらに押さえると鳴ります。「レ」は、左手の中指、「ド」は上から3つ目のキーを左手の薬指で押さえることで発せられます。

タンギングを交えながら、2~4拍ずつ、順に音を出せば「音階」が5音分吹けたことになります。

クラリネットの運指は、リコーダーと良く似ています。

1音ずつ押さえる穴を増やしていけば自然と音階になって音が1つずつ下がりますし、指を穴から離していくと音が1音ずつ高くなっていきます。

クラリネットと親しくなるには、いろいろなことを試して吹いてみることが一番効果的です。

自己流でも構いませんので、たくさん触れてあげてください。きっと良い音が出るようになります。

クラリネットには高音を吹くためのキーが裏側に付いている

音階練習で記した「ソ・ファ・ミ・レ・ド」の音階は、ピアノでいうと中央にある鍵盤を押すと出る高さなのですが、当然ながらクラリネットはもっと高い音も出せます。

そこで必要になるのが、管の後ろにあり、左手の親指で操作する「レジスターキー」と呼ばれるキーです。形状は細い縦長で、このキーを押すと吹き込んだ息が外に漏れて高音を出すという仕組みになっています。

初めてクラリネットの高音を出すときは、左手の親指でレジスターキーとすぐ下にあるまるいキーを一緒に押して試してみましょう。ピアノでいう真ん中のドから2つ上に位置する高い「ド」の音が鳴るはずです。

口の形に注意して、きれいな高音を出せるように練習してみてください。

基礎的な練習方法について

「クラリネットを演奏する際に基本となる口の形やキーの操作などはわかったけれど、基礎的な練習方法をもっと学びたい」という方には、いくつか上達するためのヒントがあります。

クラリネットの教則本を手に入れ独学で練習する方法

クラリネットの練習には、教則本があると便利です。特に「独学でレッスンしてみたい」と考えている方にはおすすめの方法で、音楽大学で初めて副教科としてクラリネットを始めたり、中高の部活動でクラリネットに触れたりする場合にも使われています。

楽譜の種類は、国内外の楽譜出版社が腕によりをかけて初心者の方にもわかりやすく説明しているものが多数あります。

教則本は、ヤマハなど各楽器店の楽器売り場やCDショップの楽譜コーナー、大手書店の楽譜売り場などで手に入れることができます。

「どれが自分のレベルにぴったりなのか、いまいちわからない」という方は、ぜひクラリネットの楽譜を多く取り扱う楽器店の楽譜コーナーを訪ねましょう。

古くから売れている定番の教則本、まったくの初心者でもわかりやすい丁寧な用語解説付き、DVDやCDが付属され実際のクラリネットの音が耳でも確かめられるものも出版されています。

売り場には楽譜のプロが常駐していますので、相談しながら決めることをおすすめします。

音楽教室に思いきって入会する!

大人になってから音楽を始めたいという方は比較的多くいらっしゃいます。時間的に少し余裕ができ、金銭面でもゆとりができた段階で、ご自分の楽器を手に入れつつレッスンを始めたいという方もいるでしょう。

そこでおすすめなのが大人向けの音楽教室に入会して、クラリネットのレッスンを始める方法です。

大手楽器メーカーや管楽器専門の楽器店、ポピュラーミュージック専門のスクールなども存在します。

とりわけ銀座をはじめとする都内に18会場を有するEYSミュージックスクールでは、仕事帰りの大人の方でも通いやすいアクセスの良さと、会員の都合を優先したレッスン運営、1レッスン当たりのレッスン料が業界でも最安値という多くのメリットを感じることができます。

また、無料体験レッスンを受講した上の入会で、その後1年間レッスンを継続するという方には楽器のプレゼントというキャンペーンもあります。

補講は原則行わないという教室も多い中、EYSでは仕事の都合で欠席しても、振替レッスンを受けることができ、しかも料金は無料です。

音楽教室に通うと得られるメリットは、一緒に演奏する仲間と出会えたり、上達をサポートしてくれる講師と出会ったりする点。楽器を演奏する楽しみの幅もぐっと広がります。

ぜひ、いろいろな方法でクラリネットの練習を効率よく続けられるよう検討してみてください。

練習場所について

クラリネットを始め音の鳴る楽器を練習する際は、場所に困ることがあります。

「自宅でレッスンしたいけれど、音漏れが気になる」「アパート暮らしで部屋では音出しできない」など練習場所の悩みを抱える方もいるでしょう。

クラリネットを練習する場所を確保する手段について、おすすめの方法をご紹介します。

自宅での練習は時間帯と部屋を閉めきることを優先して

一昔前までは、吹奏楽部員になると「河原で練習する」「人気のない公園で練習する」という方法をとることが多かったのですが、今や人が入れる河原や人気のない公園を見つけることが難しくなっています。

そこで、手っ取り早いのはやはり自宅での練習です。自宅で楽器を演奏する際は、部屋のドアや窓を閉めきって音出しをしましょう。家族から苦情が出る際は、小さい毛布などを楽器に掛けて練習してみても良いでしょう。

奏者も思いきりフォルテなど大きな音を出すことは避け、我慢する人演奏する人双方が歩み寄れる状態を作ることが大切です。

練習室を借りる

都市部の駅前には、音楽教室が展開されている場合が多くあります。

レッスンが入らず教室が空いている時間帯には、レッスン生以外の一般の方への貸し出しを行っていることがありますので、この制度を活用することをおすすめします。1時間あたり1000円前後で貸し出す教室も多く、防音が施され空調もある快適な空間で、思う存分レッスンすることができます。

練習室の貸し出しは各教室により規定が異なりますので、通えそうな場所を見つけた際はあらかじめ電話などで詳細を確認しておくと良いでしょう。

クラリネット初心者にオススメの練習曲9選+ソロ映え曲9選

クラリネット初心者におすすめの曲

クラリネットを始めたいと思った方の中には、「クラリネットの演奏で気に入った曲がある」「憧れているクラリネットの名手がいる」というきっかけを持った方もいるのではないでしょうか。

クラリネットの演奏を上達させるためには、いろいろな曲を吹いて楽器や奏法に慣れることがなによりも大切です。

そこで初心者の方におすすめの練習曲を集めました。どれも簡単に吹くことができる扱いやすい曲ばかりですので、ぜひチャレンジしてみましょう。

クラシックのおすすめのクラリネット練習曲

まずはクラシックで有名な曲の中から、クラリネットの練習に適した曲をご紹介します。原調で吹くと運指が少し難しくなる場合もあるため、すべてハ長調(ドからはじまる音階の調)の楽譜でイメージしてみてください。

●ベートーヴェン:交響曲第9番合唱付きより「歓喜の歌」

年末になるといたるところで演奏されるのが、ベートーヴェンの交響曲第9番です。第9とも呼ばれています。クライマックスで演奏される「歓喜の歌」の「ミミファソソファミレ~」というメロディは、登場する音符の数も6種類と大変少ないので、初めてクラリネットを練習する際にもうってつけの1曲です。もしも、低い「ソ」が出しづらい場合は、抜かして先に進むこともできます。

●モーツァルト:きらきら星変奏曲よりテーマ

「ドドソソララソ~」と続くきらきら星のメロディは、どなたでもご存じの曲ではないでしょうか。使われている音符はドからラまでの6種類。拍子も4分音符が続く簡単なリズムなので、初心者の方でも比較的吹きやすい曲です。

●ドヴォルザーク:新世界より「家路」 

小学校の下校の音楽として使われることの多い「家路」。こちらは1オクターブ(基本のド~1つ高いド)からさらに高い音が3音程度出現します。少しクラリネットに慣れてから練習するとベストです。ゆったりとしたメロディなので急いで練習せず、ゆっくり自分のペースで吹いてみましょう。

洋楽でおすすめのクラリネット練習曲

●アメリカ民謡:オーラ・リー

「ソドシドレラレ~」と続くメロディが良く知られている定番曲です。こちらも4拍子で、1拍ずつ音が進むため練習がしやすくおすすめです。音域も1オクターブ以内で吹ききることができます。

●賛美歌:アメイジング・グレイス

アメイジング・グレイスも1オクターブ内で完結する、比較的音符数の少ない吹きやすい曲です。低音域から中音域にさしかかる部分で、どっしりとした深みのある音色が出せるように練習してみると良いでしょう。

●ジョン・レノン:イマジン

ゆったりとしたテンポで吹くことのできる名曲です。音の数は1オクターブと5音程度高い音まで入ります。タンギングの練習にもなり、おすすめの1曲です。上手になったら人前で演奏してみるのも良いのではないでしょうか。

邦楽でおすすめのクラリネット練習曲

●坂本 九:見上げてごらん夜の星を

この曲は、クラリネットの音色にぴったりな邦楽の一つではないでしょうか。感動的なクライマックスの転調部分は、少しずつ息を大きく吹き込んでいくと、楽器が豊かに鳴ってくれます。

●秦基博:ひまわりの約束

少し音符数が多く、音域も1オクターブと3音ほどと広くなりますが、クラリネットの持つ温かみある中音域の音色が生きる曲です。しっとりとした美しい原曲にならって、心で歌いながら吹いてみましょう。

●BEGIN:涙そうそう

クラリネットの練習も進んで、高音域も無理なく出せるようになった際にチャレンジしてみたい楽曲です。盛り上がりの部分はロングトーンでの演奏が続きますので、音の広がりや落ち着いたキーさばきを意識したいところです。

クラリネットの音色が映えるおすすめの楽曲

クラリネットの落ち着いた音色がぴったりな、練習に最適な楽曲をさらに各ジャンル3曲ずつ紹介します。ちょっとした集まりなどでソロで披露するときにも映える楽曲を集めました。

●ポーランド民謡:クラリネット・ポルカ

言わずとしれたクラリネットの有名曲です。初心者でチャレンジするのには少しレベルが高い曲ですが、いつかはレパートリーにしてみたいと思わせる明るく楽しい楽曲です。

●フォーレ:シチリアーノ

シチリアーノはイタリア・シチリアが起源の舞曲です。8分の6拍子で流れるように続くメロディはクラリネットの持つ奥行のある音色にぴったりの楽曲です。

●ガーシュイン:アイ・ガット・リズム

「クラリネットでぜひ演奏してみたいのがジャズの楽曲」という方も多いかもしれません。ガーシュインのアイ・ガット・リズムは、もとはピアノと管弦楽のために作られた変奏曲ですが、クラリネットの4重奏やソロ用にアレンジされた楽譜も販売され、チャレンジしやすくなっています。

●グレン・ミラー:ムーンライト・セレナーデ

半音などが出てきますが、初心者から少し脱した程度でも十分演奏できるクラリネットの定番曲です。流れるような旋律をクラリネットのふくよかな音色が奏でていきます。

●ディズニー映画「白雪姫」より:いつか王子様が

包容力のある豊かな音色が特徴クラリネット。ディズニー楽曲のような映画曲を演奏するのにも適しています。クラリネットの演奏が上達した暁にはジャズ風にアレンジするなど好みの演奏にチャレンジすることもできます。

●ミュージカル映画「オズの魔法使い」より:虹の彼方に

出だしで1オクターブ飛びますが、比較的簡単に旋律が進行していく曲です。盛り上がりの部分には高音が続きますが、クラリネットの澄んだ音色の聞かせどころです。

●レミオロメン:3月9日

吹奏楽用のアレンジでは、クラリネットにソロ演奏があたっている楽譜もある楽曲です 。ドラマ「1リットルの涙」では合唱曲として使用されました 。優しいメロディラインを美しいクラリネットの音色で奏でたくなる1曲です。

●海援隊:贈る言葉

比較的簡単な旋律ですので、少しレッスンが進んだクラリネット奏者の方にもおすすめの1曲です。送迎の場などの人前演奏でも映えるのではないでしょうか。

●サザンオールスターズ:Ya Ya(あの時代を忘れない)

サザンオールスターズの楽曲で選ぶなら、「いとしのエリー」なども比較的メロディラインがわかりやすくおすすめなのですが、こちらの曲も切なく感傷的なフレーズがクラリネットの音色にぴったり。演奏に慣れた頃にはぜひ旋律を耳でコピーして探り吹きなどにも挑戦してください。

クラリネットは大人になった今から始めても遅くない!

クラリネットを始めよう

クラリネットをこれから始めてみたいという方に、楽器の説明や必要なアイテム、基本的な奏法や練習方法について説明しました。

クラリネットは吹奏楽の楽曲でもソロパートがあたりやすい楽器で、演奏の要となります。また、大勢の中で演奏するのもよし、一人きりで演奏するもよしと、聞かせどころ満載の多彩な音色は、聞く人を引き付ける大きな魅力となっています。

ぜひご紹介した練習曲などを参考にして、クラリネットの練習を始めませんか?

始めるタイミングに遅いということはありません。ぜひクラリネットのレッスンを生活に取り入れ、音の彩りを楽しんでください。

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ゆかな by
ロック、ポップス、ハードロックをこよなく愛する元クラシックピアノ講師。音大のオーディオ室では、西洋音楽ではなくビートルズのレコードを大音量で聴きまくっていたため異人種と呼ばれたことも!ジャンルという垣根を超えた音楽全般への愛を文章につづっています。