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【声楽の基本講座】初心者が習得するためのコツやおすすめの教本5選を紹介!

「声楽」って難しい?

初めて「声楽」をレッスンする場合、何か準備することや心がけることはあるでしょうか?意外と敷居が高くない「声楽」のについてご紹介しましょう。

 

そもそも「声楽」とは?

「声楽」とは、簡単に説明すると、「声を楽器にする訓練」です。

声なのに、楽器ってどういうこと?って思われるかもしれませんね。でも、考えてみて下さい。音楽には必ず作曲家がいますよね。作曲家が曲を作る時、何が必要ですか?

そう、「楽器」です。しかも規制はありません。

つまり、声であっても、ピアノであっても、フルート、バイオリン、太鼓、なんであっても、「楽器」を使って曲は演奏されるのです。

なので、声と言う「楽器」を使って声楽曲は作曲されているのですね。その曲を演奏するために必要なのが「声楽」です。声を良くするための訓練ですが、そもそもの考え方はこういうことで、とても重要なことなのです。

初心者に必要なことは?

「声楽」を学びたいという方のほとんどは、歌うことが好きで元から持っている声が良いと思います。この声を「持ち声」と言いますが、周囲からも「歌が上手いね」とか「声がきれいだね」なんて言われていたのではないでしょうか?

そういう方が本格的に「声楽」を学び始めるとき、一番必要なのは「歌わないこと」です。

「歌を習うのに、歌わないってどういうこと?」

当然の疑問ですが、「声楽」のレッスンは、まず自分の声を他人に任せることから始めます。

腹式呼吸や発声を習得するのに不可欠なのが、それをちゃんと聴き、正しい方向へ導いてくれる「耳」なんですね。その「耳」を持っている信頼できる「講師」や「先生」を信じて声を作っていくことが一番大切なことなんです。

なぜかというと、自分の声は自分では絶対に聴くことができないからです。録音した自分がいつも聴こえてくる自分の声と全然違うことに愕然とした経験をお持ちでしょう?

何も考えずに、指示されたことをこなしていくのが上達するコツとも言えます。

「声楽」を学ぶメリットとは?

もちろん、「歌が上手くなる」。これに尽きます!

自己流で歌っても、持ち声が良くてセンスがあれば、ある程度の歌唱は出来るでしょう。しかし、どの曲でも歌いこなすことができる発声の仕方や、呼吸法などは、独学では限度があります。何故なら、前述でもご説明しましたが、自分の声は自分では聴けないからです。

「声を楽器にする」ことは、「声をマイクにする」ことと同じで、伝えたい音楽や言葉を声にして聴いている人に届けるには、「声楽」を学び、きちんとした発声法で歌うことなのです。それが「声楽」を学ぶ一番のメリットと言えるでしょう。

 

「声楽」を習得しよう!

それではいよいよ「声楽」のレッスンについてご紹介していきます。どうやって「声楽」を学んでいけば良いでしょうか?

初心者が「声楽」を習得するには?

「声楽」のレッスンを始めると、最初に腹式呼吸を教えられるでしょう。

これは、スポーツなどでも共通することですが、身体を使うことの基本が腹式呼吸だと思ってください。例えば、ピアノを弾いたとしても、鍵盤を強く叩きたい時などは、やはり腹式呼吸でお腹から力を出します。金管楽器や木管楽器などは当然のことながら、弦楽器なども基本の呼吸は腹式呼吸です。それくらい、身体を使う時に大切な呼吸なのです。

腹式呼吸を習得すると、声が長く続くようになります。長いフレーズが一息で歌えるようになると言うことですが、短く切って歌うスタカートと言う技法でも、お腹が活躍します。

腹式呼吸の次に必要なことが「発声」です。

文字通り、声を発していくことですが、発声を正しく習得しないと歌えません。特にクラシックの歌唱に関しては、ここが一番大切な部分です。

発声は、パッセージと言う音階を組み合わせた短いフレーズを母音で歌っていき、徐々に音を高くして言ったり低くして言ったりします。例えば「ドレミレド」と言う音階を、「あ」で歌ったり、「あいあいあ」などと、歌ったりして、呼吸と響きを繋げる練習をします。

スポーツやダンスなどでも同じだと思いますが、この基礎の部分が一番面白くない練習となるでしょう。しかし、これをクリアにしないと、曲がきちんと歌えません。

ジャズやポップスでも、この発声と言う部分は必要で、クラシックほど音の幅はなくても、しっかりと腹式呼吸から声を出すには、必要な部分です。

発声を身に着けると、あとは曲をこなしていくだけです。もちろん、その曲に関して、また色々と勉強は必要ですが。

「声楽」は男女や年齢の差で学び方が変わる?

基本的に基礎の部分に関しては、年齢や男女差で学び方が変わることはありません。

ただ、年齢に関しては、やはり身体が変わってくるので、その年齢に即した声楽の学び方があります。

特に声変わりする前と後は声帯が変わってきますので、無理をしないことも含めて慎重に練習することが大切です。また女性は月経や妊娠出産、更年期など、ホルモンの変化で声が変わることがあります。無理をせずに、その時の体調に合わせて練習することをお勧めします。

男性ははっきりとした声変わりがあり、その後は声帯に大きな変化はありませんが、年齢とともに筋肉が衰えてくるのは女性も男性も同じです。そういう意味では、歌い続ける限り、ずっと学んでいくのが「声楽」なのです。

「声楽」の本をご紹介!解りやすくためになる最強5選

レッスンを受ける前の下準備や、自宅での復習など解説本や教則本を使用するのもよいでしょう。お勧めの本をご紹介します。

①「うまく歌える「からだ」のつかいかた:ソマティクスから導いた新声楽教本」川井 弘子 (著)  

著者は2001年にアメリカでボディ・マッピングの指導資格を取得後、「生きているからだ(Soma)」で歌う感覚を育てる ソマティクスに注目。身体を「歌う楽器として育てる」方法を解説しています。

②「「医師」と「声楽家」が解き明かす発声のメカニズム」 萩野 仁志 、 後野 仁彦  (著)

声楽家から絶大な信頼を得ている耳鼻咽喉科の専門医萩野医師と声楽家の後野氏の共著。

声帯の酷使によるポリープや炎症を解説しながら、喉を酷使しない理想的な発声や、病気に対する対処法が解説されています。

③「イタリア語で歌いましょう ~歌唱表現を豊かにする発音・発声入門~」森田 学 (著)

発声が終わったら、おそらく最初に歌うのが「イタリア歌曲」でしょう。一番発声にも良い言語ですが、いち早く予習しておくのもよいかと思います。「正しい発音」から「伝わる発音」へ。説得力ある表現を身につけたい人のための本です。

④「ヴァッカイ・イタリア歌曲用教則本/ソプラノ & テノール用(CD付)」リコルディ社

ヴァッカイはイタリアの作曲家です。基本の歌曲として声楽レッスンの初心者がこの教則本で曲を練習します。この楽譜にはCDも付いていますので、自宅でも練習しやすいですね。曲の教則本は声部がありますから、間違えないようにしてください。

⑤「コンコーネ50番(高声用) (ドイツ語) 楽譜」畑中 良輔 (著, 編集)

こちらもヴァッカイ同様、実際に歌うための教則本で、音楽大学の受験などにも歌唱の課題として出される曲集です。日本の声楽家の草分け的存在である畑中良輔氏の編集の元、多くの声楽家たちの登竜門です。こちらも全声部ありますので、自分の声種を購入してくださいね。

「声楽」を学ぶならEYS音楽教室をおすすめ

さて、実際に「声楽」を学びたいと決心したところで、どこでレッスンを受ければ良いのか悩みますよね。つても無ければ紹介も難しいし。そんな時はEYS音楽教室をお勧めします。

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「声楽」には専門家のレッスンが必須です。長く続けるためにも、自分の声にあった講師のレッスンを受けたいですよね。EYSでは、まず無料体験レッスンをお勧めしています。そこでのレッスンで満足できなければ、講師を変更することも可能です。じっくりと声と向き合うことができますね。

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最後に

「声楽」は一言では語れないほど奥が深いのですが、敷居の高いものではありません。初めてだからと迷っているなら、ぜひEYSへ!レッスンが終わった時にはきっと、次のレッスンが待ち遠しくなりますよ!