吉祥寺の

話し方教室

何曲か候補曲をあげて会員様と相談して曲を決め、発声練習と並行して曲の練習をしていきます。ライブや発表会に出る場合は、主にライブで歌う曲が歌いやすくなるような発声練習をします。曲に関しては、会員様の不安な点を一つずつ解消していくようポイントを絞ってレッスンを進めます。本番までにどのような練習を行えばよいか、会員様自身が具体的にイメージし行動に移せるようなレッスンを（精神面のサポートも含め）します。

弾き歌いで楽器を弾きながら歌うことにハードルを高く感じる方もいらっしゃるでしょう。でも実際は、弾き歌いこそ歌いたいように歌えるんです！カラオケ音源に合わるのではなく、自分の歌に楽器を合わせることができるからです。私のレッスンではカラオケ音源を使用しますが、慣れてきたら簡単にピアノ伴奏をつけて歌と合わせます。ピアノとアンサンブルする感覚を楽しみ、一人ではできない音楽の楽しみ方を知ってもらいたいです。

一つ上のレベルに進むためには、好きな曲ややってみたい曲だけではなく、苦手を克服するための曲を練習することも必要です。クラシック出身のボーカリストあるあるだと思うのですが、声楽を学んだ人がポップスを練習するとクラシックが上手に歌えるようになることがあります。その逆もよくあります。私はクラシックもポップスも両方経験しているので、広い視点を持ち、その人に適応した練習方法を一緒に見つけていきます。

【自分の声が嫌いな方へ】 声は人が誰でも持っている唯一無二の楽器です。自分の声を好きになるって難しいですよね。でもあなたが短所だと感じる場所は、他の人から見たら長所かもしれません。あなたの声は自分で思っているよりずっと美しいのです。レッスンでは「なぜ自分の声が嫌いなのか？」という点からお話しし、人に聴こえている声と自分に聴こえている声のギャップを埋めていきます。自分の声を愛せるよう、一緒に音楽を楽しみましょう！

仲間と一緒に音楽をするのって楽しいですよね。自分たちや聴いている方はもちろん、その場で同じ時間を共有しているすべての人たちが一体となって楽しむことができるのが、バンドの魅力だと思います。レッスンでは、私自身が音楽活動のバンドで歌う際に心がけていることを具体的にお伝えさせていただいきます。また、アンサンブルする楽しさを味わえるようにピアノ伴奏と合わせて歌う機会を設けるようにします。

カラオケ音源ではなく、プロのバックバンドの演奏で歌えるのって素敵なことですよね。そんな素敵な機会を緊張だけで終わらせてしまっては、もったいない！僕のレッスンでは、ステージ上でも伸び伸びと歌えるように、会員様の持つ魅力を最大限に引き出せるような曲選びをし、歌い方をお伝えしていきます。背伸びをせず等身大で歌うことができれば、ステージで歌う楽しさを満喫することができるはず！

PENGUIN RESEARCHというバンドの「ボタン」という曲です。初めてこの曲のサビを聴いたとき、シンプルで美しいメロディーラインとボーカルの真っ直ぐな歌声の中に宿る思いの強さが胸に突き刺さり、思わず涙ぐんでしまいました。心に残るメロディーを歌うときには、その歌詞が描く情景や感情をしっかりと自分の中に落とし込み、臨場感を持って歌い上げるようにしています。

弾き語りって憧れますよね。慣れないうちによく起きてしまうのが「テンポがだんだん変わってしまう」ということ。僕の場合、気をつけていないとだんだん速くなってしまいます（笑）。レッスンではテンポのコントロールを意識してもらいます。複雑で凝った伴奏をしようとすると、そこでテンポが崩れてしまうことがあるので最初はシンプルに。ちょっと味気ないと思う伴奏でも、歌が入ることで一気に形になってくれます。

技術面と表現面それぞれで、求める基準が高くなります。技術についてはさまざまなテクニックとその活用方法、表現については歌詞の読解をより深めていきます。その過程で「自分自身の声や歌い方が持つ魅力」というものにも注目してもらいます。もちろん、音楽を楽しむことも忘れずに！ぜひ一緒に音楽を楽しんでいきましょう。

声優は「伝えたいことを言葉にして伝える」仕事。プロはさまざまなテクニックを駆使していますが、それよりも「心からその気持になること」を大事にしています。「これを誰かに伝えたい！」と思ったとき、決して無感情ではないですよね。言葉や歌も同じで、感情のないところにテクニックだけを乗せても相手には伝わりません。まずは感情を湧かせる練習をし、その湧いてきた感情を効果的に魅せるテクニックをお伝えします。

【発声を強化したい方へ】 「アンザッツ」という言葉を知っていますか？これはドイツの声楽教師フレデリック・フースラーが提唱した練習法です。簡単に説明すると「喉の筋トレ」です。フースラーの示す7種類の声色を練習することで喉のさまざまな部位の筋肉が鍛えられ、結果的に多種多様な声が扱えるようになるトレーニングです。このアンザッツを中心に発声の強化を行います。アンザッツと正しく付き合うことができれば、七色の声はあなたのものです！