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ヴァイオリンでLiSAの紅蓮華の演奏方法を現役講師が解説

【紅蓮華/LiSA】とは

【紅蓮華】はアニメ/漫画『鬼滅の刃』の言わずと知れた主題歌です。このご時世の中、CDと配信を合わせてミリオンを達成するなど近年稀に見るセールスを叩き出したこのナンバー。紅白歌合戦でも歌唱され、最近ではとても多くのミュージシャン達もカバーしています。近年LiSAさんはアニソン界でもトップを走る女性シンガーさんですよね。彼女の歌う曲、勿論「紅蓮華」もそうなのですが、特徴的なのは音域がとても広く、音数が多い事です。実際ヴァイオリンで筆者も弾いてみて実感しましたが、4本の弦を余す事なく使用して弾く事になりました。低い音から一気に高い音でサビを演奏したり、頭の中では掛け合いをしてくるギターの音などをイメージするととても楽しく弾く事が出来ました。パンチ力のある歌声に応えるようなアグレッシヴな楽器陣の演奏にもぜひ耳を傾けて欲しいですね。

【紅蓮華/LiSA】の特徴を解説した動画をチェック

実際に【紅蓮華/LiSA】を弾いてみました。

ポイント1を解説

筆者が紅蓮華を最初に聞いて面白いと思ったのはBメロから曲が始まる事です。殆どのポップスソングはイントロから始まるか、イントロをカットしてAメロから始める、、、平成中盤からはサビを頭に持ってくるアーティストも数多く出てきましたね。そんな中でメロから始まる曲は本当に稀なんです。筆者も実際にアニメのオープニングテーマを見ましたがとても映像とマッチしていてカッコいいんです。さて、そのカッコよさを実際にヴァイオリンで出すにはまず低音の弾き方からフォーカスしていきましょう。

今回使用した譜面では厳密に低音を出す事が出来ません(ヴァイオリンの音域を僅かに超えてしまう為)なので最低音はG線の開放弦ソの音です。ヴァイオリンは例えばG線とE線を交互に弾いてみるとわかるのですが、音の発音が全然違います。それはそうです。弦の太さが全然違いますからね。低い音を出す時はまず左手をしっかり押さえます。この左手がしっかり押さえていないと弦の振動に指が負けてしまい音程がブレてしまう可能性があります。音は空気の振動数によって決まります。低い音は当然大きい振動を伴うのでそこをしっかりとコントロールしてあげる必要性があります。

それに伴い、弓もしっかりと圧をかけてあげましょう。ポイントは弓の真ん中から元の方で引っ掛かる感じ「摩擦感」を意識してあげましょう。特に、低音の16分音符を連続して弾くのは聞き手になかなか届きづらいんです。低弦は高弦に比べて少し力強く弾いても音が歪むことは少ないので思い切って圧をかけてあげて下さい。大事なのは人差し指でしっかり弓を現に吸いつけてあげる事です。右手全体に力を入れるのではなく、人差し指だけ(丸いドアノブを左に回すイメージ)で圧をかけてあげて下さい。

ポイントを2を解説

アニソンがヒットする要因はなぜでしょうか?作編曲の視点から観てみると興味深いのですが、それは単純に「難しいから」なんです。曲のテンポが速い、音数が多い、そして何より音の跳躍が多いんです。この音の跳躍というのが曲者でして、ヴァイオリンで演奏するのもそうなのですが低い音から一気に高い音まで行ったと思ったらまた低い音に戻る、、、これを歌うヴォーカリストさんはとても大変です。アニソンは本当に技術力が問われるジャンルなんです。その作り方にもちゃんと裏付けがあり、対旋律を奏でる楽器が裏に入っていたりするのでここの音程を歌っても大丈夫、、、など。。。話が作編曲の話に逸れそうですね。失礼しました!ヴァイオリンでも勿論音が跳躍する曲は難しいです。

ただ、ポイントをしっかり抑えれば大丈夫です。今回の「紅蓮華」では主に1stポジションと3rdポジションを使います。1st行った後に3rdに行って、、、と行ったり来たりするのが大変なのですが大事なのは【親指をしっかり移動する事】なんです。高い音を弾かないといけないので、どうしても人差し指や薬指など次に押さえる音を弾く指が焦ってしまうのはわかります。しかし、焦らずに親指をしっかり移動させる事によって安定感が出てきます。ポジション移動が不安な方は、一度3rdポジションの1の音を指で取って(音を出さずに)そこから次の音を出してあげると確実です。まずは確実に3rdポジションを取る練習をしてあげると間違いなく安心して音が出せます。

また、16分音符のフレーズも多いので弓の基本動作を疎かにしないようにしましょう。テンポが速い曲だとどうしても次の音次の音というように意識が焦ってしまいますが「弦に弓を乗せて指を押さえてから動かす」の動きを最初はゆっくりなスピードから段階的に上げていくと確実に習得できます。速い曲を習得する際はまずテンポを置いておいて確実な動きから徐々に徐々に速度を上げていくことが一番の近道になります。

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未経験者がバイオリンレッスンを受けてみた!EYS音楽教室の無料体験レッスンはどんなもの?
ヴァイオリン初心者必読の記事はこちら:
【初心者必読】ヴァイオリンを始める前に押さえておきたい基本的な知識と練習方法【入門編】

最後に

いかがだったでしょうか?今回は【鬼滅の刃オープニングテーマの紅蓮華】にフォーカスしてみました。近年のアニソンはとてもレベルの高い楽曲達ばかりで生半可にはとてもコピーできない物も多々存在しています。そうした中でも楽器、特にヴァイオリンは2オクターヴは楽々弾けてしまう楽器なのでポイントを押さえてしまえば大丈夫です。テンポが速い曲だとどうしても焦ってしまいますが、焦らずに一つ一つの動作を確認して弾いてみて下さい。これはどの曲でも同じ事です。ポップスの曲よりクラシックの曲の方が技術的には難しいかもしれません。しかし、弾き方に関しては同じなのです。きちんと、ヴァイオリンの音の出る原理をイメージして弾いてあげればどんな曲でも演奏する事はできます。ぜひ、基本をベースに演奏してみたい曲をどんどん弾いていきましょう!最後まで読んで頂きありがとうございました。