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【バイオリンの弾き方講座】楽器の基礎知識から上手に弾くためのポイントを現役プロが徹底解説!

バイオリンを弾く前に知っておきたい楽器の基礎知識

バイオリンの弾き方を知る前に、「バイオリン」と言う楽器の根本的な構造を知っておく必要があります。楽器はあくまでも音楽を奏でるための「道具」です。道具の構造をよく理解し、その道具であるバイオリンの構造をフルに利用出来るようにしましょう!ここではバイオリンの各構造と、下準備について解説致します。

バイオリンの構造を知ろう

バイオリンは大きく「バイオリン」と「弓」の二つに分けられます。バイオリンには弦が4本張ってあります。弓には馬の尻尾が束ねて張ってあり、弓でバイオリンの弦をこすることで音を出します。この様に弦をこすって演奏する楽器を総称して「擦弦楽器(さつげんがっき)」と呼びます。

バイオリンは、鳴らした弦の音がそのまま楽器のボディになっている様に思えますが、弓で鳴らした弦の振動を、駒を通してバイオリンのボディ全体に伝えています。直接弦の音を鳴らしているわけではなく、駒を通ってきた弦の振動を、バイオリン全体で響かせる楽器です。ちょっとしたことですが、このことをアタマの片隅においておくと演奏の仕方も変わってきます♫

弦の構造を知ろう

バイオリンには弦が4本張ってあります。高い弦(楽器に向かって右、1番細い弦)から低い方に向かって、1番線、2番線、3番線、4番線です。

バイオリンの弦を、どこも指で押さえずに鳴らした音を、「開放弦」と言います。

バイオリンの開放弦は、1番線はE(ミ)、2番線はA(ラ)、3番線はD(レ)、4番線はG(ソ)、と決まっています。
バイオリンは、左手の人差し指から小指までの4本の指で弦を押さえて音程を変えていきます。4番線(いちばん低い音程の弦)から考えていきましょう。開放弦は「ソ」の音ですね?4番線を人差し指で押さえると「ラ」が出ます。さらに中指で押さえると「シ」が出ます。楽譜でみてみましょう。小指と隣の弦の開放弦が同じ音が出る様になっています。ひとつづつ押さえていくごとに、一音ずつ高い音になっていきます。うまく出来ていますね!

弓の構造を知ろう

さて、お次は弓です。弓には馬の尻尾の毛が張ってあります。馬の尻尾には人間の髪の毛と同じようにキューティクルがあります。このキューティクルのケバケバを利用し、弦を振動させます。ところが純粋に馬の尻尾の毛だけでは、ツルツルしていて弦をうまく振動させられません。そこで、松脂(マツヤニ)を毛に塗り込みます。松脂は松の樹脂で出来ていて、ベタベタしています。このベタベタを利用し、松脂を馬の尻尾の毛のキューティークルに塗り込むことで、十分にバイオリンの弦を振動させる事ができる仕組みです。演奏するときには、ネジで馬の毛を張って使用します。

弓の木の部分は、手の力がしっかり伝わるように反って作られています。弓の木の材質、太さ、反り具合を職人さんが微妙に調整しながら1本1本丁寧に作り、それぞれの弓に個性を与えています。

バイオリンを弾く前の下準備とは?

弓の準備をしていきましょう。適度に弓を張り、松脂を弓先から弓元までまんべんなく塗ります。弓の張り加減は人それぞれですが、くれぐれも張りすぎに注意しましょう。弓に反りが無くならないように。。。逆に膨らんでしまうほど張ってしまうと折れてしまうので危険です!弓にとって、「反り」は命です。常にこの反りを保つため、演奏後は忘れずに弓の毛を緩めてしまいましょう。
バイオリンに肩当てをつけて、正しくチューニングすれば、準備完了です!

バイオリンの弾き方で意識すべきポイント3つ!

弦楽器 特徴

さあ、バイオリンを弾いてみましょう!バイオリンは左手、右手、それ以外の姿勢なども全てがお互いに作用し合って演奏する楽器です。それぞれの細かい練習はもちろん必要ですが、出したい音、弾きたい演奏をイメージしながら「そのためにはどうしたら良いか?」を考えていく事が上達への近道です。バイオリンを弾くときに意識しておきたいポイントをまとめました!

①姿勢に注意しよう!

まずは姿勢を正しくしましょう。姿勢を正すことは、バイオリンを持つ上でとても重要です。バイオリンを持つ前に必ず背筋を伸ばし、足は肩幅程度に開いてまっすぐ立ちましょう。座って演奏する場合も同じです。左足は半歩ほど前に出します。姿勢が崩れては正しくバイオリンを持つ事が出来ません。常に姿勢を意識するように心がけましょう。バイオリンの渦巻(先)が下がらないように。「楽器は常に上向き」を意識してください。

②音程は正確に

バイオリンには残念ながら鍵盤もフレットもありません。自分で音程を取っていくしか方法がありません。バイオリンを弾く人にとっては、どんな世界的なバイオリン奏者であっても漏れなく常についてまわる問題です。ここだけは、どうしても避けて通る事ができません。いくら難しい曲を弾いても、音程がめちゃくちゃでは「ひどい演奏」になってしまい、逆に簡単な演奏でも音程がしっかりしていれば「素晴らしい演奏」になります。ついつい後回しにしてしまいがちな「音程」ですが、ここをこだわって演奏するかどうかがポイントになります!

③音色にこだわる!

しっかり音程が取れたら、音色にこだわりましょう。「こういう音を出したい!」というイメージを持つ事が重要です。このイメージをしっかり持つ事で、自然とイメージ通りの音を出すための工夫が出来るようになります。動作や技を覚えるよりも、出したい音色にこだわってイメージした方がずっと早く上達できますよ!少し楽器を置いて、いろいろなバイオリニストの「音色」を聴き、どうやったらその音色に近づけるのか、イメージを膨らませて見ましょう!

バイオリンのレッスンに行こう!プロに習う意味とメリットを解説

バイオリンを弾くためには、是非レッスンを受けたいですね。1からしっかり教えてくれるのはもちろんの事、それ以外にもプロに習うと良い事がたくさんあります。早く自分の理想に近づくために、無駄な回り道はしたくないものです。レッスンに行く事で、プロの経験と知識を存分に活用してください!

間違えた弾き方のまま放置しない事が大切

道具は時として自分の都合の良いように使ってしまいがちです。バイオリンという音楽を奏でるための「道具」を使ったとき、間違えた使用方法をしていては、せっかく良い楽器を持っていてもその良さが十分に発揮できません。。自分に都合の良い間違えた弾き方のまま放置しない事が大切です。しっかりプロにチェックしてもらいましょう。

「やりたい事」をたくさん話して、悩みも解決!

バイオリンを弾いていくと、「こんな事がやりたいけれど、うまくいかない、、、」って言うことが出てきますよね?これは本当に人さまざまです。是非、貪欲に話して行きましょう!バイオリンを弾く上ではやらなければいけないことは山ほどありますが、「やりたい事」を直接話すことで、それを叶えるための「やるべきこと」の優先順位は変わってきます。やりたいことを1つずつ克服していけば、自分が弾きたいバイオリンの演奏が出来ます。でもそれは百人百様さまざまです。是非レッスンで「やりたい事」をたくさん話して、悩みを解決しましょう!

先回りして教えてくれる

これでOKかな?と思っていても、プロはもっと良く弾ける方法を知っています。「どうすればもっと良くなるか」の方法も知っています。レッスン中のアドバイスで、自分でも想像しなかった上達を実感できるのは確かです。講師は演奏経験が豊富。皆さんと同じ道を先に通ってきています。そんな経験から、先回りして教えてくれます!

バイオリンを習うならEYS音楽教室がおすすめ

「EYS音楽教室」では、個性的で経験豊富な講師陣が、お一人お一人に寄り添い、楽しく、丁寧に、わかりやすくレッスン致します。
「やりたいこと」も、「弾きたい曲」も、「やりたいペース」もみんな、それぞれです。EYSには決まったメソッドもカリキュラムもありません!バイオリンを練習して行く上で、もちろん悩みも様々。バイオリンの弾き方だって、1から丁寧にレッスン。ちょっとしたコツも伝授致します!お一人お一人としっかりレッスンをすることで、壁にぶつかることの無いよう、世界に1つだけの、「あなただけのレッスン」を致します。

楽器をお持ちでない方には、「楽器プレゼント」のコースもご用意。長年安心してお使い頂けるクオリティーのバイオリンをご用意しておりますので、レッスンを安心して始められるよう、サポートも万全です。「無料体験レッスン」を行っておりますので、この機会にぜひお申し込みください。お待ちしております!

最後に

正しいバイオリンの弾き方は、バイオリンを演奏する上では「土台」となる部分です。初めてバイオリンを弾く人も、バイオリンを弾く事に慣れている人も、今一度しっかり見直したいところですね!ぜひ参考にしてください♫