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ヴァイオリンで天空の城ラピュタの主題歌【君をのせて】の演奏方法を解説

【君をのせて/天空の城ラピュタ】とは

1986年のジブリ映画「天空の城ラピュタ」のエンディングテーマとして知られる「君を乗せて」当時はあくまで映画のサウンドトラックの一つという位置付けで歌唱曲がリリースされたのは映画公開から1年半後だったそうですね。筆者は中学生の頃に合唱コンクールの課題曲だったイメージがとても強く残っており、老若男女幅広い層から支持されている名曲です。

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実際に【君をのせて/天空の城ラピュタ】を演奏してみました。

ポイント1を解説

まずは「君をのせて」の全体像を見てみましょう。歌い始めは低い音程からスタートし、サビに向かってメロディー毎にドンドン音域が高くなっている事が解ります。

最初のメロディー、いわゆるAメロではD線をメインで弾きます。筆者の感覚ですが、ヴァイオリンの弦の中で最後まで余韻が残りやすいのはD線なのではないかと思っております。例えば、D線を開放弦で弾いた際に振動、音の余韻が弦の振動を止めた後もボディに残っている、、、もしかしたら筆者のバイオリンだけかもしれませんが、共鳴する周波数帯がD線は広いのだと解釈しております。

なので、決して速い曲ではないのでしっかりと弦やボディの鳴りを感じながら弾いてみて下さい。特に4分音符や付点音符の後の8分音符をしっかり発音する事を心がけましょう。D線やA線など中音域は弓を動かした後の発音(音の立ち上がり)がE線など高音域に比べて少し遅いです。なのでしっかり発音してあげないと音と音の間に埋もれてしまいます。

ポイントは細かい音符ほど弓の動きを素早く動かしてみましょう。ただ、その際に人差し指でしっかりと圧はかけてあげて下さい。ただ弓を速く動かすだけだと弦に対しての摩擦が弱くハッキリした音が出づらいです。

少し初歩的な話になってしまいますが、ヴァイオリンを弾いた際に音がギリギリと歪んでしまう方が結構いらっしゃるのですが、その原因が「弓の速度と圧力」の関係なんです。音が歪んでしまう方の多くが弓に対する圧力の割に弓を動かすスピードが遅くて摩擦が生まれすぎてしまい音が濁ります。今回はその逆パターンですね。ハッキリした音像を作りたいのでしっかりと圧をかけてあげる。でも弓の速度を落とし過ぎずにある程度のスピードはキープしてあげましょう。イメージはスタッカートをもう少し長く弾いてあげるイメージですね。

ポイント2を解説

さて、後半はいよいよサビになってきます。サビでは高音のロングトーンも入ってきますね。この時に、ただロングトーンを伸ばすだけではなく、少しダイナミクスの起伏(音量)もイメージしてみましょう。特に、サビに入る手前のE(ミ)の音数えると7拍も伸ばします!こんなに伸ばせるのですからクレッシェンドをしない手はないです。ヴァイオリンの良いところは音を線のように持続的に演奏できる所です。弓を返してあげるタイミングさえ気をつければほぼ永続的に音を伸ばし続ける事ができます。

そこに付随してくるのがダイナミクスなワケですが、まず発音してから弓の真ん中らへんに差し掛かった時に右手の人差し指で圧をかけ始めます。そのまま弓先へ行くにつれてドンドン圧を強くしていきます。イメージとしては丸いドアノブを左に回していくイメージですね。

弓は元の方にネジや糸留の黒い箱が付いている為に弓先よりはるかに思いです。この重さを活かすも殺すも演奏者のテクニック次第になってくるワケなのですが、弓先に行けば行くほど重さが軽くなっていき音が弱くなっていきます。なので、弓先で弾く時ほど人差し指でしっかり圧をかけて下さい。

また、圧もそうなのですが左手の4の指も積極的に使用していきましょう。開放弦だとビブラートがかけられないという事もありますが、何より音の繋がりが悪くスムーズに聞こえません。イメージして頂きたいのがカラオケで裏声を使うシーンですね。地声から裏声に移行する時はどうしても音の流れが途切れてしまいます。

なので、譜面の前後の音を見て殆ど同じ音が続くようならばなるべく隣の弦の開放弦に行かないで4の指で対応してあげた方がより美しいサウンドになるので積極的に使ってあげましょう。最初はしんどいかもしれませんが、使っていくうちに徐々に徐々に慣れてきます。いきなり完璧を目指そうとせずに楽しみながら慣れて行けるようにトライしていきましょう。

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最後に

いかがでしたでしょうか?今回はジブリ映画「天空の城ラピュタ」より【君をのせて】にフォーカスしてみました。数あるジブリの名曲の中でもこの曲が一番有名なのではないかと筆者は思います。また、原曲が合唱曲や歌が使用されている事もあり、ヴァイオリンで演奏するとまた違った美しさが出せるかと思います。

「君をのせて」のようにロングトーンの間に8分音符など細かい音符があるとどうしても発音する際に音が埋もれてしまいやすいですが、弓の使い方を上手くコントロールして弾いてみましょう。アーフタクトなど、小節の前にかかっている音符が多く譜面だけ見るとリズムを取るのが難しいかもしれませんが、原曲をよく聞いてイメージしながら弾くと演奏しやすいと思います。最後まで読んで頂きありがとうございました。