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三線で涙そうそう/夏川りみを演奏|弾き方・ポイントを現役音楽講師が解説!

琉球の歴史と共に歩んできた沖縄三線。その昔、中国は福建省で生まれた「三弦」という楽器が由来となって「三線」が生まれたと言われています。その音色は、沖縄の豊かな自然や温かい人々を想起させ、沖縄のみならず全国規模で親しまれている楽器の一つです。

沖縄旅行などを通じて沖縄三線と出会い実際に楽器を始められる方も多く、老若男女問わず楽しめる楽器として人気です。

今回はそんな沖縄三線の魅力に惹かれ演奏を楽しまれている方に向けて、沖縄三線で演奏されるポップス曲を中心に、演奏方法や演奏時のポイントを解説していきたいと思います。

“夏川りみ”の”涙そうそう”とは

涙そうそうは、シンガーソングライターの森山良子が作詞、BEGINが作曲した楽曲です。「涙そうそう」とは「涙がポロポロこぼれる様子」を表した言葉です。曲は1998年に森山良子のアルバムにて発表され、その後2000年にBEGINのシングル曲としても発表される。

2001年には歌手の夏川りみによりカバーされ、国内外でヒットするきっかけになります。なお、夏川りみもBEGINと同様に沖縄県石垣島出身のアーティストです。夏川りみも、涙そうそうのカバーをきっかけに三線を演奏するようになったと言われています。

夏川りみのカバーが一番三線をイメージさせるのでそのように書きましたが、いろんな素晴らしいアーティストがカバーし今でも愛されている曲だということが一番大事なことかと思います。

楽曲の特徴

所謂スロー・バラードの曲で、演奏されるアーティストによって様々なアレンジが施されています。BEGINによる原曲は、アコースティックギターがリードしストリングスで世界が広がるようなアレンジが施されています。演奏するアーティストや演奏時の曲のアレンジなどによって曲の雰囲気は変わります。

沖縄三線のフレーズやリズムについて

涙そうそうを三線弾きながら歌っているイメージとして印象深いのは夏川りみバージョンではないでしょうか。三線の独特のサウンドと、夏川りみさんの透き通る美声は自然と涙腺が緩みます。唄三線の場合はメロディーを支えてあげますし、三線一本でもメロディーを奏でて演奏することもありますので、まさに三線弾くなら涙そうそうを弾きましょう、という曲だと思います。

”涙そうそう”の弾き方を解説した演奏動画をチェック

今回の解説動画用の工工四も適宜ご利用くださいませ。

イントロの演奏ポイントを解説

解説動画用の曲アレンジでは、「六七〜」というアウフタクトと呼ばれる入り方をしています。「アウフタクト」とは、曲が一拍目以外から入ることを意味します。例えば「ワンツーサンハイ」というカウントで入る時は、小節の始まりからはいることになりますが、「ワンツー」のあとの「サンハイ」の箇所で何らかしらのフレーズを演奏して入る場合はアウフタクトになります。そして「六」と「七」は中指と小指を使う勘所です。それぞれ狭い距離感覚の場所なので、慣れるまでは押さえるべき場所をしっかり目視しながら演奏すると良いでしょう。

Aメロの演奏ポイントを解説

Aメロは唄が入ってくるパートですね。今回の動画は、唄なしの三線のみアレンジとなっていますが、三線で奏でるメロディーは唄のメロディーをなぞるように作っていますので、弾けるようになった楽しいと思います。一番はじめの音は「合」の場所で開放弦です。三線で一番低い音になります。この勘所は曲の中でも頻繁に使われる場所なので、しっかりと演奏できるように練習していきましょう。力を入れすぎると音がビビってしまいますので、力を抜いてリラックスした状態で、輪郭のある音が出せるようになると良いですね。

Bメロの演奏ポイントを解説

Aメロに比べて、音の広がりがある場所、と言えるかと思います。フレーズは一見細かく演奏するような印象を受けますが、焦らず演奏することがポイントになります。また「五」という勘所は人差し指で押さえる場所です。人差し指で押さえる場所は、本来押さえるべき場所からズレてしまうことが多いので、勘所シールなどを頼りに場所に慣れるようにしていきましょう。この箇所は少しだけ音量を意識しましょう。唄のメロディーは少し低い音域になりますので、唄が消えないようにしたいところです。三線のみで楽曲演奏する場合は意識不要ですが、このように唄が入ってくる場合はいろんなことを気を利かせる必要が出てきます。大変かもしれませんが、大変だからこそできるようになったときの喜びは大きいです。

Cメロの演奏ポイントを解説

Bメロと定義した場所の、広がりがある空間から着地した先がCメロです。Cメロはサビなどと言われることがありますが、この曲において、どこの箇所がサビなのかはわかりません。わかりやすくCメロと定義しているだけですのでご了承ください。ここの箇所は「尺」という場所が出てきますね。「尺」は小指で押さえる箇所です。そして真ん中の弦にあります。真ん中の弦は慣れるまでは押さえにくく、弾きにくい箇所です。真ん中の弦だけ当てる練習などが効果的かと思います。「四」という場所は、真ん中の弦(中弦)の開放弦です。この「四」という場所をバチを見ないでも当てられるようになるのが第一歩かと思います。

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今回の解説動画はいかがでしたでしょうか?少しハードルが高い曲でも、分解してコツコツと練習をしていけば弾けるようになれる期待が持てたのなら幸いです。楽器上達は独学でも出来ないことはありませんが、やはりマンツーマンでレッスンをしていくほうがあっという間です、

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最後に

今回は夏川りみの「涙そうそう」の弾き方について解説いたしました。

楽器の上達で大事なことは「焦らないこと」と「楽しむこと」だと思います。弾けるようになるためには相応の時間は掛かるものです。弾けるようにならない、と落ち込んでしまうより、どうしたら楽しんで楽器演奏ができるかにフォーカスするほうが心も健全に音楽を楽しんでいけるでしょう。

音楽と楽器が常にあなたのそばにありますように。

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