大人の習い事、音楽教室で人気の高い曲はコレ！【バイオリン編】

「憧れのアノ曲を自分で！」楽器を演奏したい気持ちの向こうには、こんな思いがあるのではないでしょうか。

今回はEYS音楽教室に通う大人女子・大人男子の皆さんがヴァイオリンのレッスンでリクエストする人気楽曲8選をご紹介します。あなたの演奏心に火をつける１曲は、ありますか？

あの日どこかで聴いた曲

まずは、どこかで耳にしたことのあるはず…そんなクラシックの3曲です。

イギリスの作曲家ホルストの作品である組曲『惑星』の第四曲『Jupiter（木星）』。

2003年に歌手の平原綾香さんが、この曲の主題をモチーフにした楽曲でCDデビューをしています。テレビなどで耳にしたことのある方も少なくないでしょう。組曲は地球を除いた7つの天体の名前を持つ全7曲から構成されています。

小学校の下校時に流れていたという方もいらっしゃるのではないでしょうか。チェコの作曲家、ドボルザークによる交響曲9番『新世界より』の第２楽章に歌詞をつけたものが『家路』です。

また異なる歌詞の曲『遠き山に日は落ちて』も、同じ楽曲に歌詞をつけたものです。この第二楽章は、出だしを含め、基本的にホルンの音が旋律を奏でています。また交響曲『新世界より』は、日本ではベートーヴェンの『運命』、シューベルトの『未完成』と合わせて「三大交響曲」と呼ばれるほどポピュラーな存在です。

イギリスの作曲家、エルガーの行進曲です。中盤部分は小学校の授業でリコーダーで演奏したことがあるという方もいらっしゃるのではないでしょうか。

タイトルは「態度や雰囲気が立派で威厳に満ち溢れている様子」という意味ですが、鑑賞しているとなんだか自信をもって新しいものごとにチャレンジできそうな気分になってきますね！

続いては、ストーリーや歌詞のイメージに乗って、演奏しなが映像作品の世界と一体化してしまいそうな3曲です。

2003年に第一作目が公開された、ジョニー・デップ主演のハリウッド映画『パイレーツ・オブ・カリビアン』のメインテーマ曲。主人公の勇ましさを感じさせるメロディは、バイオリンで力強く奏でれば気分爽快間違いなし！？

1995年に公開されたテレビアニメ作品『新世紀エヴァンゲリオン』のオープニングテーマ曲です。曲全体を通じて疾走感のあるテンポで、情熱的に演奏したい1曲です。

1998年にリリースされてから、多くカバーもされているSMAPの楽曲。スガシカオさん作詞でも有名ですね。中学校の音楽の教科書にも採用され、今や「国民曲」とも言えそうです。

優しい気持ちを呼び起こす語りかけるようなテンポが、弦楽器の音色ともマッチしますね。

さて最後に、上級者向けとはなりますが、弾きこなせれば最高な気分間違いなし！の2曲を日本人バイオリニストのステージからご紹介します。

バイオリンといえばこの方！という方もいらっしゃるのでは？　印象的なビジュアルと強烈な演奏、パフォーマンスで一度体験したら忘れられないのが葉加瀬太郎氏と彼の楽曲ではないでしょうか。

言わずもがなの代表曲『情熱大陸』を演奏したいという生徒さんも多くいます。

「タンゴ」は18世紀後半のイベリア半島発祥の舞曲のリズムのことです。19世紀に南米へ輸出されました。「迫力ある」「何かに取りつかれたような」とでも形容できそうな、クラシックとは一味違う熱のこもったバイオリンの奏法から目が離せません。

「バイオリンを弾きたい」という、一見すると同じような動機でスクールに通われている生徒さんですが、各々の目標とする姿は様々だということが、以上の多様なラインナップから感じられました。

ご紹介した動画では、伝統的なクラシックの演奏、葉加瀬太郎氏の「情熱大陸」、そしてタンゴを奏でる寺井尚子さんのステージと、場面によってその存在感を変えるヴァイオリンの底力が見えたのではないでしょうか。

選曲と演奏方法によって幅広い表現ができるのがバイオリンの良いところ。あなたは楽器と、どんな舞台を目指してみたいですか？

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投稿者

うしどし、蟹座、AB型のアラサーワーママです。小学校高学年から数年バイオリンを習い、主に地域サークルで演奏していました。最近は1/8サイズの楽器を持つ息子と一緒に練習しています。楽器ケースは黄色です。