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NOV,2017
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大人の習い事、音楽教室で人気の高い曲はコレ!【二胡編】

# 習い事

投稿者 :山田洋路

秋が深まるにつれて、音楽の感受性が高まるのを感じている方も多いでしょう。そんな方におすすめしたい、情緒深い音色を奏でる楽器が二胡です。習い事のなかでも世代を問わず人気があります。

今回は、EYS音楽教室の二胡コースに通う会員さんから「弾いてみたい」とリクエストの多い曲を動画とともにご紹介。二胡の演奏にピッタリな曲について解説していきます。

本場中国にて二胡で演奏されてきた曲、他国の曲で二胡の演奏にも合う曲の両方をピックアップしていますので、さまざまな角度から二胡の魅力を発見してみてください。

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二胡で弾いてみたい、リクエストが多い曲は?

ムーンリバー

一曲目にご紹介するのは、映画『ティファニーで朝食を』のテーマ曲です。あまりに有名な曲ですので、さまざまなアーティスト・楽器でカバーされていますが、もちろん二胡での演奏でも大ハマり。

擦弦楽器の得意とする優雅な旋律で構成されていますので、二胡による伸びのある音色が際立ちます。単音楽器の二胡は、二重奏でハーモニーを奏でることが多いですが、この曲でも合奏で曲の美しさやセンチメンタルな雰囲気を表現したいですよね

難易度がそれほど高くない割にしっかり聴かせる要素が多いので、弾く人・聴く人の心にも響きます。初心者の方にもおすすめしたい1曲です。

いつも何度でも

スタジオジブリの名作『千と千尋の神隠し』は、映画そのものが愛されていることはもちろん、主題歌の『いつも何度でも』に関しても多くの日本人の心に沁みついている名曲でしょう。

この曲を聴いて「二胡で演奏したい!」と思った人は、なかなかのナイスセンスではないでしょうか。ただ、二胡の独奏ではキメ細やかな曲の良さが表現できないということで、ギターなど別の楽器で伴奏が入ることも多いです。

演奏では内弦・外弦の換弦が多くて初心者の方には意外に難しいと感じられるかもしれません。「この曲をマスターしたい」という想いで繰り返し練習してみましょう。

見上げてごらん夜の星を

誰もが知っている坂本九の代表曲ですが、歌詞、メロディともにスケールが大きく、二胡による演奏で曲の美しさがさらに増幅されます。当然、二胡奏者にも人気の1曲。初心者にも弾きやすいのも大きな魅力でしょう。

抑揚の変化などアレンジも加えやすいので、弾けるようになってからのブラッシュアップにもチャレンジし甲斐がありますよね。ピアノやほかの弦楽器との2重奏がおすすめで、音色、音程の異なる楽器が、二胡の分厚く抜けるような音色をさらに引き立てるのではないでしょうか。

ラストエンペラー

坂本龍一作曲の、同タイトル映画のテーマ曲です。中国の壮大な歴史と文化、登場人物の物語を反映したような曲で、二胡の演奏といえばこの曲を思い浮かべる方も多いのではないでしょうか。

曲は、優雅な中にも時には激しく時には優しい、長江の流れのような旋律が続き、ビブラートや音程移行の自由度が高い二胡の表現力をめいっぱい発揮できるものでしょう。音域を広く使い、高音を弾きこなす必要があるので、演奏の難易度は高いですが、いつかはうまく弾けるようになりたい名曲ですよね。

月夜

印象的な二胡の独奏曲『月夜』を聴いたのがきっかけで、二胡を習い始めた方も多いでしょう。『月夜』は、20世紀前半に活躍した劉天華(りゅうてんか)の代表曲です。彼は西洋の音楽を学んだ後に二胡の独奏曲を確立しています。

人の声に近い音域・音色を美しく奏でる二胡ですが、『月夜』に関してもとても柔らかくてまるで歌っているような演奏で、聞き惚れない人はいないでしょう。

演奏する際には、音が連なっている分、弓の調整が難しく、連弓の際に息切れしたり、逆に早く弓を返しすぎたりといったことが起こりがち。美しい音を出すには鍛錬が必要でしょう。第二ポジションができるようになったらぜひトライしてみたい曲です。

小花鼓

上でご紹介した劉天華の弟で二胡の作曲/演奏家の劉北茂(りゅうはんのう)が作った曲です。中国では旧正月は正月以上にめでたい一大イベントで、盛大に祝います。そんな祝いの席で演奏することを想定されて作られたのが『小花鼓』です。

「小さな花の太鼓」というタイトルが表すように、とても楽しくて軽快なこの曲。演奏する人も聴く人も幸せな気分になれるでしょう。演奏レベルとしては中級者向けで、弓は短く使って跳ねるように演奏してみましょう。F調の音階の練習にもなります。

女人花(ニューレンファー)

梅艳芳(アニタ・ムイ)が歌って有名になった『女人花』は、二胡に歌わせてもとても切ない情感が醸し出されます。歌詞の内容は、女の人を花に見立ててはかない恋心を歌ったもの。内容を思い浮かべながら改めて聴くと、さらに甘く切ない想いが沸き上がってきますよね。

二胡は、こういったスローで途切れのないメロディで本領を発揮する楽器。女人花は演奏する人にも人気が高く、動画もたくさんあります。こうしたお手本を参考にしながら、この恋歌をしみじみと奏でてみてはいかがでしょうか。

賽馬(サイマ)

最後は飛びぬけて明るい二胡の速弾き曲をご紹介しておきます。二胡が好きな方にはお馴染みの『賽馬』です。この曲は黄海懐(フアン・ハイフアイ)が内蒙古の民謡をもとに作りました。

内蒙古の祭典で行われる競馬が表現されていて、曲を聴くと草原を疾走している馬が目に浮かびますよね。後半の運弓や右手を使った跳弓、馬が鳴く部分など、見せ所満載で、マスターできれば盛り上がること間違いなしの鉄板曲です。

超絶技巧の連続に尻込みしてしまうかもしれませんが、短い曲ですので覚えやすいです。ゆっくりとしたテンポから練習を始めて、徐々にテンポを上げていけばマスターしやすいでしょう。

まとめ

いかがでしたでしょうか?さまざまなジャンルの曲が二胡の演奏にマッチしているのを意外に感じられた方もいるかもしれません。特徴的な音色を持つ二胡で弾くと、どんな曲でも情緒深くなるのも感じられたでしょう。

大陸の歴史や風景に想いを馳せながら、表現力豊かな二胡を練習してみましょう。二胡は初心者にも比較的入りやすく、曲が形になりやすい楽器ですが、ご紹介した通りとても奥が深いもの。弾けば弾くほど表現に磨きがかかるのもこの楽器の魅力です。

万里の道も一歩から。絶対に弾きこなしたい曲を選んで楽しみながら鍛錬を重ねましょう。

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大学では心理学、教育学を学ぶ。なりゆきと内発的動機に身を任せ、福祉やIT、運動指導などの職域を渡り歩くノマドワーカー。現在関心のある分野はパフォーマンス向上のためのライフハック。その日の脳内BGMを朝決めている。