渋谷の

プロボーカル教室

ひとりで歌うのももちろん楽しいのですが、バンドにはバンドの楽しさもあります。バンドは複数人でひとつの音楽を作っていくため、ひとりで音楽をするのとは違い、想像以上にコミュニケーションが大事です。みんなで作り上げる音楽を一緒に楽しんでみませんか。「自分がひとりでやっているのではない」という感覚もまた、新鮮ですよ。

音楽にはロックやトランス、レゲエなどさまざまなジャンルがあります。なかでもJazzやポップスは、私が好きなジャンルです。とくにポップスは、親しみやすく多くの方に楽しんでいただけるでしょう。私は音楽と演劇や舞踏を組み合わせたミュージカルをメインでやっているので、ポップスだけでなくミュージカルの良さも皆様にお伝えできます。

音楽の世界で自分のスキルをアップさせるためには、まず好きな曲を見つけることが大切です。そして、この好きな曲をとことん練習してみましょう。好きだからこそ練習が続きますし、好きだからこそ練習して上手になりたいという気持ちも湧いてくるはずです。自分がもっている「やりたいという気持ち」を大事にしながら、スキルアップしていきましょう。

クラシックをするならば、作曲家を知ること、また作曲家の語法を知ることが大切です。自分が出したい音へのイマジネーションも必要ですね。それぞれの作曲家には独自の語法があり、それにより数百年前の作品が未だに愛奏、愛聴されています。過去の文化遺産ともいえるクラシック作品を自身の手で再現できる喜びを教えます。

ポップスでは、曲の構成、脳内クリック、和音の複雑感、他への理解が必要になります。ポップスは現代を生きる人間にとって、より身近であるであろう音楽ジャンルですね。和音に、メロディに何を感じるのかを主眼に、複雑化された響きへの対応、より細やかな感情の発露かも知れない表現などを指導していきたいと思っています。

レベルアップには楽器とのより深い信頼関係の構築が必要になります。そのため、楽器がご自身の身体の一部になることを目指しましょう。理論的な理解では、自分の演奏に何か理論的な裏づけを持つことにより、より自信に溢れた演奏ができるようになります。簡単な理論から始め、その際の音の処理の仕方などを学んでいただきます。

Jazzをするには理論の習得が不可欠です。ダイアトニックコード、セカンダリードミナント、ツーファイブ、その他、またコードスケールの理解も必要でしょう。レッスンではテンションコードの押さえ方などを指導し、まずは簡単なコード進行でアドリブができるところまでを目指します。ぜひチャレンジしてみてくださいね。

一人ではできないのがアンサンブルです。人の音に耳を傾け、自分の音を人にわかってもらい、ミックス、ブレンド、調和を図っていく。音楽を言葉と解釈するならば、人の話に耳を傾け調和を図っていくことは、今の時代だからこそ必要だという認識を持っていただきたいですね。一人とはまた違う魅力をぜひ堪能してみましょう。

ジョンレノンの『イマジン』は、歌詞の内容（平和）が届くようにイメージしてます。桑田佳祐の『恋人も濡れる街角』や『いとしのエリー』、上田正樹の『悲しい色やね』は、歌詞の内容（感情や景色）が届くようにイメージしてます。RCサクセションの『雨上りの夜空に』は、ロック魂が伝わるように熱量を上げるなど工夫をしています。

歌詞の内容に入り込みやすくするため、曲のコード進行は覚えておきましょう。歌詞カードは大きめに極力黒でプリントアウトしてください。曲数が多い場合はiPadなどをご利用されるのも良いと思います。ご自分がステージに立ってると想像してみてください。その際、オーディエンスに観られてるという状況ではなく、歌詞の内容を歌と演奏で"奏てる"という演じ手の気持ちをお持ちください。弾き語りの表現の幅が広がります。

ボーカルに関しては音の距離感（相対音）を掴むためのレッスンをやらせていただきます。1度3度5度の距離感。ゆくゆくはダイアトニックをやっていきます。また、コード進行を覚える、歌詞を覚える、実際にステージ立ってみるなどを積極的に行い、経験を積まれると良いと思います。最初は緊張が先に立ちますが、だんだんと喜びや快感に変わっていくと思います。

まずは歌詞の内容を意識してみてください。感情、景色など。あと、選曲された曲が発表された年代なども調べましょう。時代背景が歌詞の内容とリンクしている場合もあります。その景色をイメージすることによって、歌詞の内容がイメージしやすくなります。感情的な歌詞の内容であれば、感情移入して歌うことを意識していただきたいですね。

同じジャンルが好きな仲間や気の合う仲間とメンバーを組みましょう。好きな曲を共有、好きな曲を共有することで仲間意識が高まり、個人の練習やバンドのリハーサルも楽しくなっていきます。そして好きな曲だからこそ、その曲の時代背景や歌詞の内容調べたくなり、深掘りができます。ご自分のパートのスキルをアップされたい方は、ぜひレッスンをご利用ください。

お客様の前で歌う本番は、豊かな経験になります。大きな空間を自分の声で満たす楽しさだったり、大勢の前に出る緊張感だったりと、いろいろな経験ができます。ぜひ多くの方にチャレンジしていただきたいです。レッスンでは本番を想定した練習や緊張した時の対処法、本番前日から直前までの過ごし方などを伝え、全力でサポートいたします。

日本の伝統音楽、ヨーロッパの伝統音楽、アジアの伝統音楽など、伝統音楽といってもジャンルは幅広いもの。言語や曲調、文化に違いはありますが、大切な音楽の要素は「音程」「リズム」「フレージング」と共通しているので、それらを重点的にレッスンしていきます。そして、少しずつその国らしい音楽、音を出せるようにサポートいたします。

歌詞に共感する、歌が自分の気持ちを代弁してくれる。そう感じたことがある方は多いのではないでしょうか。自分の歌声と感じる音楽で自分の気持ち、伝えたいことを空間いっぱいに響かせましょう。また、作曲者がメロディーに乗せた想いや気持ちも分析して解説していきます。想いが、歌詞が、自分にも相手にもより伝わるようアドバイスいたします。

クラシックの技術を高めることは基礎力を高めることにつながります。特にヴォーカルは、発声の基礎ができ上がっていると安定して他のジャンルの曲も歌えるようになります。基礎を中心に一度は聴いたことがあるであろう、取り組みやすい曲からレッスンを始めていきます。クラシックに馴染みのない方も、ぜひチャレンジしてみてください。

基礎ができ上がっている方には、より表現にフォーカスしたレッスンをいたします。基礎がないと曲の表現はうまくできませんが、一方で基礎を重視しすぎて表現が疎かになっている場合も多くあります。会員様自身の曲の解釈を大切にしながら、さまざまな表現方法、気持ちが伝わりやすい歌い方をアドバイスさせていただきます。

作曲や歌のレコーディングされる方に向けて、きれいに音が鳴る歌い方、より歌いやすく音が安定する歌い方をアドバイスさせていただきます。ホールで歌うときと自宅で歌うときでは空間の広さも環境がまったく違うため、より伝わりやすい表現をする必要があります。制作の助けになるよう、ヴォーカルの立場から適切な指導をさせていただきます。

歌のアンサンブルでは、ピアノの伴奏とアンサンブルする場合もありますし、同じヴォーカリストとデュエットする場合もあります。さらに、オーケストラの伴奏でアンサンブルを行うこともあります。どんな方とでもアンサンブルできるように、自分のパートをしっかり固めていきましょう。曲の構成や綺麗にそろえるコツなどアドバイスしながらレッスンしてまいります。

Beginの『声のおまもりください』という曲を下北沢のライブハウスで聴いたとき涙が出ました。30年近く前のことです。アンコールで「もう一回歌って！」と叫んだら歌ってくれたんです。自分のために歌ってくれたような気がして心に刻まれました。それからは、どんな会場で歌う時も観客の誰かを選んで「この人に伝わるように歌ってみよう」と思いながら歌っています。その方が他の人にも不思議と伝わるんですよね。

自分の力が100だとすると、最初のうちは歌と楽器合わせて100になってしまいます。つまり、歌は下手になるし楽器は間違えるしってことです。それでも気にしない強い心が必要になります。いつでも自分の100%で人に喜んでもらうんだという気概でやるしかないです。ぜひ一緒にがんばりましょう。全力でサポートいたします。

アーティストになるための心構えをお伝えできればいいなと、常日頃思っています。音楽はプロかアマか本職か趣味かを問う前に、自分自身が演奏そのものや表現されるものにどれだけ向き合えるかが重要です。そして、紡ぎ出しているかという心意気の部分にこそ、大切な部分があると思います。そういう意味では誰だってアーティストになれるんですよ。

人とは違うものの見方、ちょっと変わってるなと思う（思われる）部分を流さずいかに言語化していくかが大切です。思いついたことがあれば、スマホのメモ帳にとりあえず入力しておくこと。そこからなんらかの形で誰かを励ましたり、勇気づけたりすることができればこの上ないですよね。生まれてきてから今までの経験で得られた経典のつもりで書き溜めましょう。

音楽をせーので人と合わせることは、心を重ねることと同義だと思います。現代は人と心を重ねるシーンがどんどん失われていっている時代です。せめて音楽ででも寄り添うことができたら心が潤いますよね。歌でも二人いれば合わせることができます。デュエットでも、ユニゾンでも。ぜひレッスンの中で一緒に楽しく歌いましょう。